近年、健康意識が高まる中で人気のドリンクとなっているのがチャイティー。
スパイシーな味と香りがほっこりとした時間を届けてくれますね。
個人的にも大好きなチャイティーですが、健康にはどんな好影響があるのでしょうか?
今回は近年話題のチャイティーの魅力に迫ります。
チャイティーとは?
“チャイ”という言葉は、カフェやコンビニでも馴染みある言葉なので一度は目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
そもそもですが、「チャイ」の発祥地はインドであり、ヒンディー語で「お茶」という意味を持ちます。
よく紅茶と何が違うの?と聞かれることもあります。
チャイの特徴として、スパイスが挙げられます。
それ以外にも、茶葉の違いと抽出方法にも大きな違いがありますね。
抽出方法としては、紅茶は沸騰したお湯に茶葉を蒸らしますが、チャイは茶葉を直接沸騰させて作ります。
そのため、紅茶よりも味がしっかりと出て濃さを感じることができます。
これが美味しさの秘訣でもありますね!
では、チャイティーの特徴でもあるスパイスは、どんなものが入っているかご存知ですか?
よく使われるスパイスとしてはカルダモン、シナモン、ジンジャー、クローブがあります。
そして、これらのスパイスが健康にとって、嬉しい効果をもたらしてくれます。
チャイティーに含まれるスパイスの嬉しい特徴
チャイティーの美味しさでもあるスパイスですが、味や香りだけでなく健康にとっても嬉しいことがたくさん!
チャイティーに含まれる、スパイスの特徴を見ていきましょう。
カルダモンの特徴
特徴
- 胃や粘膜の分泌して消化を助ける
- 腸内に溜まったガスを取り除く
- 血の巡りを良くする発汗作用
- 消臭作用(口臭予防)
- 抗炎症作用
- 緊張感やイライラを落ち着かせる香り
カルダモンの大きな特徴としては、胃腸などの消化を助けてくれるところにあります。
またチャイティーのホッとする香りは、カルダモンの効果とも言えます。
シナモンの特徴
特徴
- 血流改善
- 毛細血管の修復
- アルツハイマーや記憶障害のリスク軽減
シナモンは血流改善をおこなってくれるため、冷え症の改善も期待できます。
冷え症からくる肩こりや月経痛、血流の循環が悪いと顔のくすみにも関係してくるため、それを改善してくれるシナモンは女性の味方ですね。
ジンジャーの特徴
特徴
- 血行促進
- 抗酸化作用
- カラダを温めてくれる作用
- 冷え性やむくみにも効果的
ジンジャーという言葉よりも”生姜”と聞くと馴染みもありますね。
ジンジャーはカラダを温めてくれるため、冬には嬉しいスパイスです。
もちろん夏場でも冷房での冷えもあるので、夏でもカラダの内側から冷やさないようにしてくれますよ。
クローブの特徴
特徴
- 抗菌作用
- 鎮痛効果
- 抗酸化作用
- 消化を促進して胃腸を整える
クローブは鎮痛剤としても有名で、歯科では歯痛や局所麻酔などにも使用されてます。
料理で言うと、ポトフ、ビーフシチュー、豚の角煮、カレーなどによく使われます。
これらのチャイティーによく利用されるスパイスの効果をまとめると、
- カラダを温める
- 消化をサポートし胃腸を整えてくれる
- 抗酸化効果の期待
- 血流改善
どれも健康に嬉しい作用ですね。
では、どんな人におすすめなのでしょうか。
チャイをおすすめしたいのはこんな人
- 冷え性を改善したい
- 消化不良を改善したい
- 血流促進効果を期待したい
こんな方々におすすめのドリンクです!
チャイティーの作り方
チャイティーは今では手軽に購入することができますが、ぜひ一度本格チャイを作ってみていただきたいです。
コンビニやスーパーで買うドリンクとは一味違った、カフェで飲むような味をご自宅でも楽しむことができますよ。
スパイスの香りを楽しみたい、濃さをちょうど良い具合に作りたいといった方にはおすすめです。
チャイティーの作り方
材料(2杯分)
- 紅茶の茶葉:大さじ1(山盛り状態もしくは、ティーパック3袋)
- 牛乳 :300ml
- 水:100ml
- シナモンスティック:1本
- カルダモン:2~3粒
- クローブ:3~4粒
- しょうがの薄切り:2~3枚
- 砂糖(もしくはハチミツ):大さじ1〜2
作り方
- シナモンは半分に折り、カルダモンとクローブは叩いて潰しておきます。
- 鍋に水、シナモン、カルダモン、クローブ、しょうがを入れて中火にかける。沸騰したら火を弱めて3分煮出します。
- 紅茶の茶葉を加えてさらに2分ほど煮出し、牛乳と砂糖を加えます。
- 弱火のまま火にかけて、温まったら茶漉しを使ってカップに注ぎます。
分量に幅を持たせていますが、この辺りはお好みで作ってもらえると嬉しいです。
牛乳を入れた後は、沸騰させないように注意してくださいね。
濃厚で香りも豊かなチャイティーが作れます。
市販のペットボトルなどのチャイティーはスパイスの期待が薄くなってしまいますが、自宅で作ることで期待も十分!
カラダを温める効果としては、ぜひホットで飲んでみてくださいね。
チャイティーで内側から整えましょう
チャイティーは内側からカラダを温め、さらには胃腸にも嬉しい効果があります。
スパイスの香りでホッと一息ついて、心もカラダも労ってみてはいかがでしょうか。