ヨガのかんぬきのポーズとは?5つの効果と正しいやり方を徹底解説

ヨガのかんぬきのポーズとは?5つの効果と正しいやり方を徹底解説
ヨガのどんなポーズに挑戦したいですか?

比較的行いやすいポーズから難しいポーズまでいろいろありますが、今回ご紹介するのは、比較的行いやすい「かんぬきのポーズ」です。

自宅でも気軽に行いやすいので、カラダが凝ったなあ~と感じた時にパッと取り組みやすいポーズになります。

それでは、かんぬきのポーズについてくわしくご紹介していきましょう。

かんぬきのポーズとは?

かんぬきのポーズ

かんぬきのポーズは、別名、門のポーズとも呼ばれます。

サンスクリット語では、パリガーサナ。

そんなにむずかしいポーズではありませんので、初心者の方にも取り組んでいただきやすいポーズになります。

むずかしくなくても嬉しい効果がたくさんありますので、お得なポーズともいえますよ。

それでは、どんな効果が期待できるのかくわしく解説していきましょう。

かんぬきのポーズで得られる効果

腹筋強化

腹筋強化

このポーズは、片ひざで立って体側を伸ばすポーズになります。

そのため、カラダが不安定にグラグラとぐらつきやすいのです。

その時にグラつきを抑える役割を果たすのが腹筋です。

グラつきを抑えるために、知らず知らずのうちに腹筋を使いますので、腹筋を自然に強化できるわけです。

腹筋が強化されますと、ウエスト引き締め効果もありますので、ウエストが気になるという方におすすめのポーズになります。

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太ももストレッチ

太ももストレッチ

片ひざで立つために、グラグラとぐらつきやすいポーズだとお話しましたよね。

そのグラつきを抑えるために使うのが腹筋なのですが、もう一つ使われるのが太ももの裏の筋肉です。

腹筋と太ももの裏の筋肉を使うことで、カラダをしっかりと支えることができるんですね。

そのため、太もものシェイプアップに効果的。

また、太ももの裏をのばすことで、腰痛予防にもつながります。

ただし、ひどい腰痛の方はムリのない程度にゆっくりと行ってくださいね。

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肩こり、背骨のこわばりの解消

肩こり、背骨のこわばりの解消

上半身をグーッと曲げていくポーズになりますので、肩こりの解消にも効果的です。

また肩甲骨の周辺や、背骨のこわばりをほぐすのにも大変良い効果があります。

パソコンやスマホを操作しすぎで、肩こりや背骨がこわばっているという方はぜひ、一度仕事の手を止めて、このポーズを行ってみてください。

カラダのこわばりがほぐれると、新たにグッと集中力が増しますよ。

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胃、肝臓の働きアップ

胃、肝臓の働きアップ

このポーズは体側を伸ばしていくポーズになります。

右脇を伸ばすと胃の働きがよくなり、左脇を伸ばすと、肝臓の働きがよくなります。

やりにくい方をよりたくさん行ってみてください。

カラダのメンテナンスにつながりますよ。

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気持ちが前向きになる

気持ちが前向きになる

このポーズを行うと、胸が開きます。

そのため呼吸量が増え、気持ちが明るく前向きになります。

積極的な気持ちになりますので、朝に行うことがオススメです。

憂鬱な朝にぜひどうぞ。

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かんぬきのポーズの正しいやり方

かんぬきのポーズ

かんぬきのポーズを実際に行っていきましょう。

腰痛の方はいきなりカラダを曲げすぎると、カラダを痛めることもあります。

深く呼吸をはきながら、ゆっくりとムリのない範囲で行うようにしてくださいね。

それでは、はじめましょう。

やり方

  1. 両膝で立つ。
  2. 右脚を横に伸ばす。この時、右足と左の膝が同じライン上に来るように気をつけよう。右足はしっかりと床につけることを心掛ける。
  3. 左手を上にあげ、右手はのばした足にそえる。
  4. 息を吐きながら、カラダを右側に倒していく。左の手のひらは下に向け、右手は足の上をすべらせる。顔はできれば左手のひらの方に向ける。
  5. ゆっくりと呼吸をしながら、30秒間キープし、左脇の伸びを感じる。
  6. 息を吐きながら、ゆっくりと1に戻る。反対側も同じように行う。

かんぬきのポーズの注意点

ひざの痛い方は座って行おう

ひざの痛い方はひざ立ちで行うのは避けましょう。

その代わり、椅子に座って行うことができます。

ひざが痛い方のための椅子に座って行う、かんぬきのポーズの方法をここでご紹介していきます。

やり方

  1. いすに浅く腰かける。足の裏全体を床につけ、背筋は伸ばしておく。
  2. 右足を外に出す。足の裏全体をゆかにつけるように注意しよう。ひざはできるだけ伸ばすことを心掛ける。
  3. 左手を上に伸ばし、右手は伸ばした足に添える。
  4. 息を吐きながら、カラダを右側に倒していく。左手は手のひらを下に向け、右手は足の上をすべらせる。顔はできれば、左手のひらの方に向ける。
  5. 深く呼吸をしながら、30秒間キープする。この時、左脇が伸びていることを意識しよう。
  6. 息を吐きながら、ゆっくりと元に戻る。反対側も同じように行う。

ブランケットを上手に使おう

ブランケット

 

中には、伸ばした方の足の裏をしっかりと床につけることができないという方もいらっしゃるかもしれません。

そんな方は、足の裏に折りたたんだタオルや、ブランケットなどを置いてみましょう

グッとやりやすくなります。

カラダが硬い方は、なかなかインストラクターの先生のようにキレイにポーズを取ることができませんよね。

そんな時にムリをするよりも、道具を上手に使って、しっかりとポーズを取った方が絶対に効果が上がります。

ポーズを取ることで一番大切なことは、伸ばすべき筋肉がしっかり伸びているかどうか。

使うべき筋肉がしっかりと使われているかどうか。

そして、ご自分のカラダに集中できているかどうかです。

道具を上手に使って、効果的にヨガポーズに取り組みましょうね。

かんぬきのポーズで心も体もほぐそう!

かんぬきのポーズで心も体もほぐそう!

ご自宅でカラダがこわばっている時などに、かんぬきのポーズを行ってみて下さい。

カラダを少し伸ばすだけでも、カラダも心もほぐれて元気になりますよ。

あなたの今日の元気に、かんぬきのポーズが役に立ちますように!

 

 

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