中には、睡眠の質を向上したり、便秘の解消を促したりすることで美肌にアプローチできるものもあるってご存知でしたか？
今回はヨガインストラクターの筆者が、肌の衰えを感じている方にアンチエイジングがのヨガのポーズをご紹介していきます。
ぜひトライしてみてください。
朝のアンチエイジング美肌ヨガポーズ2選
腸内環境の良し悪しは肌の状態を大きく左右しますよね。
便秘が続いて肌が荒れた、という経験がある方も多いのではないでしょうか。
本来は排出されるべき老廃物が腸内にとどまっていると有害物質が発生し、アンチエイジングの妨げに。
そこで起きたばかりの朝でもオススメなアンチエイジングのポーズを紹介します。
朝のアンチエイジング美肌ヨガ1：ガス抜きのポーズ
その名の通り、ガスを抜くためのポーズ。
腸を優しく圧迫し、ガスや便の排出を促していきます。
深い呼吸を続けて、リラックスしていきましょう。
目が覚めてすぐ、ベッドの上でも行うのもオススメです。
ガス抜きのポーズのやりかた
- 仰向けに寝ます。背中全体を床につけ、肩の力を抜きます。
- 両脚を持ち上げ、両膝を曲げて胸の前で抱え、5呼吸キープ。
- ゆっくりと両手を離し、仰向けになってポーズを終える。
ポイント
両ヒザを開き、内側から手を回し足裏の上に手の平を置くと、下の写真のようなハッピーベイビーのポーズになります。
股関節を大きく開くハッピーベイビーのポーズは、血流促進、むくみ解消、リラックスといった効果があるんです。
続けることで股関節の可動域が広がり、あらゆる動作がスムーズになるというメリットも。
ガス抜きのポーズのついでにできるのでぜひ取り入れてみてください。
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朝のアンチエイジング美肌ヨガ2：コブラのポーズ
オナカをぐっと伸ばすことで、腸に刺激を与えていきます。
胸を開くポーズなので、呼吸も楽になりストレス解消、リフレッシュにも効果的です。
巻き肩改善にも良いので、猫背が気になる方もおすすめです。
コブラのポーズのやりかた
- うつ伏せに寝て、両足は腰幅程度に開く。
- 両手を胸の横につける。
- 息を吸いながらゆっくり手で床を押し、胸を床から離していく。肘は伸び切らなくてもOK。
- 胸を十分に開いた状態で5呼吸キープする。目線は斜め上へ。
- 息を吐きながら腕の力を緩め、カラダを床に戻す。
ポイント
腰を伸ばして、胸を開くことを意識しましょう。
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昼のアンチエイジング美肌ヨガポーズ2選
血行不良も肌のくすんで、肌年齢を引き上げてしまう原因の一つ。
血色が悪くて肌がくすんでいると、どんなにファンデーションを重ねてもキレイな肌は作れません。
お昼には血行促進に効果的なヨガポーズでアンチエイジングして、活き活きとした美肌を手に入れましょう。
昼のアンチエイジング美肌ヨガ1：ピラミッドのポーズ
頭を下げることで血行を促進していきます。
頭がすっきりするという効果もあります。無理のない範囲で行ってみてください。
ピラミッドのポーズのやりかた
- 両足を大きく開いて立つ。つま先は正面に。
- 両手を腰にそえる。姿勢を正し1呼吸。
- 息を吐きながら、背筋を伸ばしたまま前屈していく。
- 手を腰から離し、手指をカップ（5本指を開いた状態）にして肩の下の床に置く。5呼吸キープ。
- ゆっくり元の姿勢に戻る。
ポイント
柔軟性に自信のある方は、両手をお尻の後ろで組み、肩甲骨を寄せた状態で前屈してみてください。
肩回りのストレッチにもなり、より効果的に顔周りの血行を促進することができます。力を入れ過ぎて呼吸が止まらないように注意しながら行いましょう。
昼のアンチエイジング美肌ヨガ2：英雄のポーズ
全身の筋肉の中で最も大きな筋肉が集まっている下半身を刺激するポーズをとることで、血流が良くなり全身がぽかぽかと温まってきます。
お尻の筋肉も刺激されるので、たれ尻が気になっている方にも最適です。
英雄のポーズのやりかた
- 両足を腰幅程度に開いて立つ。
- 両脚を前後に大きく開き、右足の膝を直角まで曲げる。左足は真っすぐ後ろに伸ばし、位置を調節する。
- 息を吸いながら、両手を左右から大きく回し上げて、耳の横まで持ち上げ手の平同士を内側に向ける。
- 腰を反らないようお腹に力をいれながら、5呼吸キープする。目線は真っすぐ前へ。
- ゆっくり元に戻り、反対側も同様に行う。
ポイント
両手をお尻の後ろで組み、胸を張り肩甲骨を寄せてみましょう。
ここでさらに5呼吸キープ。
キープ時間が長くなるほど、下半身の筋肉に負荷がかかります。
辛さを感じたら、呼吸に意識を向けてみましょう。
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夜のアンチエイジング美肌ヨガポーズ
睡眠の質が低下していると成長ホルモンの分泌量が減り、肌のターンオーバーのサイクルが乱れてしまいます。
肌の調子が悪い、ツヤがないとお悩みの方は睡眠の質が向上するよう心掛けることが大事。
忙しくて睡眠時間が確保できないという方こそ、せめて質を高めることでアンチエイジングしてみませんか？
眠る前のヨガポーズでぐっすり眠りについてみましょう。
夜のアンチエイジング美肌ヨガ1：チャイルドポーズ
フローヨガの休憩にも使われるチャイルドポーズには、全身疲労を和らげてリラックスする効果があります。
目を閉じて自分の呼吸の音を聞くようにすると、さらに心が休まり深い眠りにつけるようになるのでおすすめです。
チャイルドポーズのやりかた
- 正座で座り両ヒザの間を軽く開く。
- 息を吐きながら上体を床におろす。両手を楽に前に伸ばし、力を抜いて5呼吸キープ。
- 息を吸いながらゆっくり起き上がり、元の姿勢に戻る。
プラスワンポーズ
前に伸ばした両手を、右斜め前につきなおし、左側の体側を伸ばし反対側も同様に行えば、上半身のストレッチになるので、肩こりにお悩みの方にもおすすめです。
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夜のアンチエイジング美肌ヨガ2：両脚を壁にあげるポーズ
1日活動を終えた身体は、重力により水や老廃物が足先にたまった状態になっています。
そのまま眠りにつくと、ダルさが抜けず安眠できない原因に。
リラックスや疲労回復を目的としたリストラティブヨガから、両足を壁にあげるだけの簡単ポーズをご紹介します。
両脚を壁にあげるポーズのやりかた
- 壁ぎわに横を向いて座ります。そのままお尻を壁に向けて寝転ぶ。
- お尻を壁につけつつ、仰向けになり、両脚を壁に上げる。
- 両脚を揃え、真っすぐ上へ伸ばします。両手は体の横に楽に広げて、肩の力を抜く。
- 5～10分ほどそのまま休む。
ポイント
タオルを近くに用意しておき、目の上を覆うとよりリラックス効果が高まります。
不眠に悩む方にもおすすめです。
→瞑想もアンチエイジングに効果的？若返りのメカニズムは次の記事で！
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ヨガでアンチエイジングして肌にツヤを！
肌の衰えが気になっている方におすすめのヨガポーズをご紹介しました。
1日では変わりませんが、コツコツ続けることで必ずお肌にうれしい変化が感じられます。
今回ご紹介したヨガポーズは初心者の方でもできるものばかりなので、早速今日から始めてみてはいかがでしょうか。
ヨガには他にも信じられないような効果が山ほどあります。
次の記事で具体的な体験談を紹介していますので、気になる人はご参考ください。
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