6月突入となりましたが、そろそろ暑さも増してきました。
暑さについていけなくなると、カラダのだるさや重さを感じてしまいます。
そして、今年は猛暑!
そんな夏本番を前に、早めに夏対策を行って夏バテ予防をしましょう。
夏バテの原因と予防
みなさんは、夏バテを経験したことありますか?
夏になると疲れ、食欲がなくなる人もいれば、とくに夏バテを感じたことがない人もいます。
ちなみに、わたしは食事で夏バテ予防しているので、実は夏バテを経験したことがありません。
そもそも、なぜ夏バテを招いてしまうのか?
日本は、高温多湿な環境。
わたしたちのカラダは暑い中、体温を保とうとすると自律神経がはたらきます。
しかし、外の暑さと室内の冷房による涼しさの体温調整が激しく、自律神経が乱れてきます。
その結果、体温調整がうまくいかずにカラダの疲れが取れないことが、夏バテの原因となるのです。
夏バテを予防するには自律神経を乱さないように注意し、一番は疲れをためないことが重要ですよ。
夏バテ予防に効果的な栄養素ランキング
夏を元気に乗り切るために、夏バテ予防に効果的な栄養素を紹介します。
疲れを貯めないために必要な栄養素と、多く含まれる食べ物で夏バテ対策を行っていきましょう。
夏バテ予防ベスト3位:アリシン
免疫力やスタミナアップには、アリシンが最適。
アリシンをとることで、夏バテ知らずのカラダを作ってくれます。
さらにアリシンのうれしい点は、ビタミンB1と一緒にとることで夏バテ解消の効果を期待できますよ。
夏バテ予防にオススメなアリシンが多い食べ物
- ニンニク
- にら
- ねぎ
- 玉ねぎ
夏バテ予防ベスト2位:ビタミンB1
ビタミンB1は、夏バテをはじめとする疲労がたまったときにとりたいビタミンです。
エネルギーの代謝が低下してくると、疲労は感じます。
疲労をエネルギーへと変換する、補助的役割を担ってくれるのがビタミンB1。
「夏の疲れには、豚肉を食べましょう」と聞いたことがありますか?
それは、まさにビタミンB1が豚肉に多く含まれているからです。
今回はビタミンB1を主に取り上げてますが、ビタミンB群は全体的に夏バテにオススメな栄養素でもあります。
夏バテ予防にオススメなビタミンB1が多い食べ物
- 豚肉
- ごま
- ウナギ
- 大豆
- かつお
- 玄米
夏バテ予防ベスト1位:クエン酸
クエン酸は、夏バテにオススメできる3つの効果があります。
クエン酸の夏バテ防止効果
- 乳酸分解
- キレート作用
- 食欲増進
まず、クエン酸は疲労の原因物質である乳酸を分解して、カラダの外へ排出してくれます。
次にキレート作用といわれる、マグネシウムやカルシウムなどのミネラルを吸収しやすくして、カラダの疲労物質を分解してくれる働きも。
そのうえ、夏は暑くて食欲も衰退してしまいますが、クエン酸の酸味には食欲増進を行う効果があります。
食べ物で夏バテ予防をするうえでクエン酸が食欲増進をもたらしてくれるのはうれしいですよね。
3つのアプローチで夏バテ解消に役立つクエン酸は、夏バテに最適の栄養素でしょう。
夏バテ予防にオススメなクエン酸が多い食べ物
- 柑橘系のフルーツ
- レモン
- イチゴ
- 梅干し
- お酢
夏バテ予防に効果的な食べ物考えていきましょう
暑いと食欲も落ちてしまいますよね。
しかし、食欲が落ちると体力が弱まり、カラダのだるさも改善しないという悪循環を招きます。
そうならないためにも、夏バテ予防にオススメな一品とドリンクを紹介しましょう。
夏バテ予防にオススメなレシピ
夏バテ予防にオススメな冷しゃぶの梅肉和え(2人前)のレシピ
材料
- 冷しゃぶの用の豚肉:200g
- 梅干し:適量(大きさによりますが3個ほど)
- レタス、玉ねぎ、長ネギなど:お好みの分量
- お好みのドレッシング類:適量
冷しゃぶの梅肉和えの作り方
- 冷しゃぶ用の豚肉を茹でて、冷水にとる。
- 梅干しは、タネをとり、包丁で叩いておく。
- レタスは食べやすい大きさに切り、玉ねぎもしくは長ネギなどをスライス。
- お皿に盛り付け、その上に豚肉を梅肉をそえる。
ポイント
プチトマトを添えても彩りがキレイになるのでオススメ。
- お好みのドレッシングやポン酢をかけ、できあがり。
細かい分量は明記していませんが、冷しゃぶを作る基本に+αで食べ物を追加しただけの簡単レシピです。
なんと、このレシピは先ほど紹介したすべての栄養素を含む優れもの!
- ビタミンB1がたくさん入っている豚肉。
- アリシンが含まれるネギで夏バテ予防の効果が倍増。
- クエン酸が豊富な梅肉で、さっぱり食べれてる。
まさに夏バテ予防にオススメな一品です。
夏バテ予防にオススメなドリンク
暑い夏には、さっぱりとした炭酸ドリンクも紹介します。
夏バテ予防にオススメなフルーツ炭酸水のレシピ
材料
- 炭酸水(味のついていないもの)
- レモン汁(もしくは柑橘系のフルーツ)
フルーツ炭酸水の作り方
- コップやグラスにレモン汁を入れる。
- 炭酸水を入れる。
- スプーンなどで、軽く混ぜる。
数滴のレモン汁に炭酸水を入れるだけでも、クエン酸入りのフルーツ炭酸水ができあがります。
簡単なアレンジとしては、オレンジやグレープフルーツなどの柑橘類を切って入れたり、イチゴを入れたりしても、オシャレでかわいいドリンクになるでしょう。
砂糖が含まれているジュース避けたいですが、炭酸水にお好きなフルーツを入れるのはオススメ。
水分だけでなく、ビタミンなども一緒にとれるのがうれしいポイントです。
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夏バテを食べ物で乗り切るために
暑いと、クーラーがかかった部屋にいたり、冷たい食べ物ばかりをとったりしまいがちです。
疲れたカラダはその日のうちに、夏においしく楽しみながら癒やしてみてはいかがでしょうか?
カラダの疲れをとってくれる栄養素を、日頃から取り入れてることで暑さに負けないカラダを作っておきましょう。
なお、夏バテには次のヨガポーズもオススメです。
次の記事で具体的なポーズを紹介していますので、ご参考くださいね。
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