料理をするときにハーブを使うことはありますか?
香りづけやアクセントにはもちろん、健康にも嬉しいハーブ!
ハーブを使うことで料理の幅も広がります。
この記事ではメリットや使い方、料理を楽しむためにも取り入れて見てもらいたいハーブを紹介します。
ハーブの用途
ハーブの種類は、1万種類を超えるとも言われています。
家庭菜園のように自宅で簡単に育てられるハーブから、珍しい種類まで幅広いものがありますね。
言い出せばキリないほど私たちの身の回りにはハーブが存在しています。
みなさんはハーブをどんな使い方していますか?
- 料理の臭み消し
- スパイスとしてアクセントに
- お菓子作りに
- ハーブティーとして香りや味を楽しむ
- 入浴剤として利用
- ポプリとして芳香剤やお部屋の匂い消しに
- 虫除けに
- 観葉植物として
お料理だけでなく、ハーブティーや薬用として楽しむ人もいるでしょう。
使い方もさまざまなハーブですが、この記事では料理での使い方ついて解説します。
いつもの料理にハーブをプラスするだけで、ワンランクアップの味が実現できますよ。
料理に向いているハーブとは?
まず料理で使う場合は、そのままの状態で使用するフレッシュタイプと乾燥した状態で売られているドライタイプの2種類があります。
しっかりと香りを楽しみたい方、家庭菜園されている方、ハーブを料理の主役にしていきたいような場合はフレッシュタイプが新鮮な状態で使いやすいでしょう。
逆にドライタイプのメリットとしては、保存ができる、数種類のハーブを組み合わせたい、手軽に使ってみたい方にはぴったりです。
では、どんな種類のハーブが使いやすいのか?
それは実は料理や目的によって異なります!
みなさんがよく知っているハーブを代表に、どんな料理に合うかを紹介します。
バジル
みなさんご存知のバジルは万能なハーブでもあります!
食材としては、鶏肉やトマト、チーズやパスタなど食材の邪魔をしないハーブで使いやすいですね。
代表的な料理:カプレーゼ・ジェノベーゼ(パスタなど)・ガパオなど
ローズマリー
ローズマリーは比較的風味が強いため、入れすぎには注意です。
魚よりも肉料理に使われることが多く、淡白なお魚のグリル焼きの風味づけやアクセントにも使えますね。
食材としては、豚肉、じゃがいもなど炒め物やグリルで使う際におすすめ。
ラム肉などクセのある肉の臭み消しにも使えますね。
代表的な料理:ジャーマンポテト、豚肉のオーブン焼きなど。
ミント
料理というよりもデザートや飲み物に使い勝手が良いミントです。
スッとした香りが特徴的ですので、果物や甘いもの、飲み物にも合わせやすいハーブです。
代表的な料理:ミントシロップ、ミントティー、モヒートなど。
みなさんが身近に感じているハーブ3種でお伝えしました。
ハーブと聞くとハードル高く感じてしまいますが、調味料のように気軽に使ってもらえると料理も上達するはずです。
まずは1種類から使い、慣れてくれば複数のハーブを組み合わせてみると料理の幅もどんどん広がっていきます。
ハーブがもたらす健康への好影響
ハーブと聞くと、なんとなく健康にも良さそうなイメージが持てますがどんな好影響があるでしょうか。
消化不良
胃腸の調子が悪く、消化不良の際にはカモミールやフェンネル、レモングラスが効果的といわれます。
料理でいうと、タイ料理のトムヤンクンにはレモングラスが使われていますね。
また吐き気がする際には、ペパーミントのようなスッキリした香りも良い影響を与えてくれるでしょう。
料理の味付けはもちろんですが、料理に添えるだけでもその香りからの影響は期待できるので嬉しいですね。
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カラダを温めてくれる
これからの季節に嬉しいのが、カラダを温めてくれること。
ローズマリーやカモミール、ジンジャーは血行をよくし、カラダを温める作用があると言われています。
使いやすさでいうと、パウダータイプのジンジャーは持ち歩きもできますのでスープなどサッと一振りするだけでもいいですね。
殺菌・解毒
殺菌や解毒作用があると言われているのがオレガノやタイム、シソもハーブの一種です。
少し味のクセが強いものもありますが、効果としては期待できます。
お刺身にシソが添えらせていることが多いですが、この理由も殺菌効果があります。
もちろん香りや一緒に食べることでの美味しさという面もありますが、殺菌という機能面も発揮してくれます。
普段、料理に何気なく使っているハーブも実は嬉しい影響がたくさん!
そう思うと、料理に使ってみたくなりませんか?
ただし、持病がある方や妊娠中の方などは使い方を間違えると悪影響を及ぼすこともあります。
気になる場合は、事前に専門家のアドバイスを聞いた上でお使いいただくことをおすすめします。
ハーブを使ったレシピ3選
料理に向いているハーブで紹介した、みなさんが馴染みのあるハーブでレシピを紹介していきます。
ハーブに興味を持ち、ぜひ実践していきましょう!
ジェノベーゼ
- バジルの葉:100g
- 松の実:30g
- にんにく:1片分
- オリーブオイル:200ml
- バジルをサッとふく(もしくは洗い、しっかりと水気をとる)
- ミキサーに松の実・にんにく・オリーブオイルを入れ、撹拌させる。
- 最後にバジルを加えて、滑らかになるまで攪拌する。
とても使えるレシピです。
鶏肉や魚介類、パスタやサラダなど、どんな料理にも合わせやすい万能ソース。
バジルを大量に使うため、自宅でたくさん採れる時期に作っておくのがおすすめですよ。
豚肉のローズマリー焼き
- 豚肉(トンカツ用):2枚
- 塩:少々
- こしょう:少々
- にんにく:1片分
- オリーブオイル:大さじ1
- ローズマリー:1枝
- 豚肉は切り込みを入れ、肉が硬くならないように下処理を行う。
- にんにくはスライスしておく。
- すべての材料をジップロックに入れ、豚肉を30分以上(できれば半日)漬け込む。
- フライパンで豚肉の両面を焼く。
こちらも簡単レシピです。
豚肉のソテーをローズマリー漬けにすることで一味違った料理が楽しめますよ。
インゲン、ジャガイモ、にんじんなどを付け合わせとして一緒に焼いても美味しいです。
ミントシロップ
- ミント:30g
- 砂糖:100g
- 水:150cc
- レモン汁:お好みで
- ミントを洗い、鍋に水と砂糖を入れて火にかけ、混ぜて煮溶かすます。
- ミントを加え沸騰後、1〜2分加熱し火を止める。
- さらに10分ほど放置し、蒸らしていきます。
- ザルで濾して、煮沸消毒したびんに詰めて保存します。
ミントシロップはあると便利です。
お好みでレモン汁を絞っても美味しいですよ。
リフレッシュしたいなというときに、紅茶や炭酸水に入れると簡単にミントメニューが出来上がります。
ハーブを手軽に楽しんでもらうために
ハーブと聞くと、敷居が高いイメージもあるかもしれません。
しかし、知らないうちに私たちは料理や飲み物でもハーブを取り入れてます。
まずは興味を持ち、どんな効果があるのか?どんな使い方があるのか?と調べてみると新たな発見が生まれるはず。
食卓や健康習慣にもハーブを楽しんでみてはいかがでしょうか。