もしくは頭痛や腹痛で食欲がなくなってしまうタイプでしょうか。
ひとことで生理中の体調といっても、実は人によって真逆なこともあります。
今回は、生理中に食欲がない方にオススメな食事を紹介していきます。
生理で食欲ない方の場合は、カラダの不調も大きいのでこれを機に見直してみましょう。
生理中に食欲がなくなる原因
生理で多くの人が抱える悩みとして、頭痛・腹痛・倦怠感・吐き気・食欲不振・めまいといった体調不良。
そして、イライラする・気分が沈むといった精神的な症状もみられます。
その中でも生理痛が原因で、食欲不振が起こってしまう方も多いのではないでしょうか。
生理痛がひどいと食べるどころではなく、とにかく横になって休みたい気持ちにもなってしまいます。
では、生理痛が起こるのはなぜか？
その原因は、プロスタグランジンというホルモンに似た作用をする生理活性物質が影響してます。
生理中はプロスタグランジンが過剰に分泌されることが原因で、腹痛や腰痛といった痛みだけでなく、胃腸のはたらきにも悪影響を及ぼすことで食欲不振が起こります。
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生理による食欲不振を抑えるために取り入れたい食べ物
生理による食欲不振を抑えるには、プロスタグランジンとうまく付き合うことが役立ちます。
生理でのツラい症状というと、腰やお腹の重怠いような痛みがツラいです。
これはプロスタグランジンが子宮を収縮させ、子宮への血流を減少させてしまいます。
その結果、子宮内の神経を痛みを敏感にさせる作用を起こすのです。
この作用が原因で生理痛となります。
生理痛がしんどくて食事もノドが通らず、食欲不振になってしまう方。
まずは生理痛を抑えることが食欲不振防止にもつながるでしょう。
子宮を守り、生理中も過ごしやすい生活を送れるような食事対策を紹介していきます。
温かいものを食べてカラダや子宮を温める
カラダの血流が良くなると、腹痛の症状も緩和されていきます。
食事を選ぶ際も、なるべく温かい食べ物を選ぶようにしてみてください。
まずはスープでカラダを温めてから食事をするスタイルもいいです。
カラダを温めてくれる食材でいうと、生姜がオススメです。
しょうがは、温めるとジンゲロールという物質になり、プロスタグランジンの抑制を行ってくれます。
スープ＆生姜で、ジンジャースープでもいいですね。
マグネシウムを含む食べ物
子宮の収縮を抑えてくれるのがマグネシウムです。
マグネシウムは、アーモンドやゴマなどのナッツ類、きなこや豆腐などの大豆製品、海藻類に含まれています。
小腹が空いたときに、食べてみてはいかがでしょうか。
EPA、DHA
魚に含まれている油である、EPA・DHAは血流をよくする食べ物です。
子宮の血流もよくすることで、生理痛緩和になってくれます。
さば、いわし、さんまなど青魚をその季節の旬なもので食べてみてください。
コンビニで買える、生理中にオススメな食べ物
生理中は体調が優れないため、なるべく簡単に済ませたいですね。
そんなときにコンビニで購入できて、尚且つ生理に良い食べ物はぜひ取り入れていきたいメニューです。
永谷園「冷え知らず」さんの温生姜ぞうすい
生理中におすすめな食材としてもあげた、生姜が入ったスープです。
さらに嬉しい点は、雑炊なので消化にも良い食べ物。
食欲不振で食事がとりにくい場合は、生姜、温かい、消化がいい、卵や小松菜といったビタミン・ミネラルも取れるという点でまずはこの一品ともいえます。
お湯を注ぐだけで作れるので、ストックとしても機能するので便利。
さばの味噌煮
コンビニでは、一人分がパックとなったさばの味噌煮が売ってます。
味噌煮には、しょうがで味付けされているのでEPAやカラダを温める成分が含まれているところも嬉しいです。
生理中に避けたい食べ物
生理中にダメな食べ物も知っておくことで、食生活も快適にしていきましょう。
冷たいもの
温かい食べ物をとってほしいと伝えましたが、その逆で冷たい食べ物はカラダを冷やしてしまうため生理痛もひどくなってしまいます。
食欲ないからといって、アイスを食べたりしてはいけませんよ。
ちなみに、暑い季節に取れる夏野菜はカラダを冷やす傾向があります。
きゅうり、トマトなどの夏野菜はカラダを冷やしがちなのでトマトであれば温かいもので調理するなど工夫してもいいですね。
カフェインの入っている飲み物
次に気をつけてほしいことは、カフェイン。
カラダを温めるためにコーヒーや紅茶を選ぶかもしれませんが、カフェインは血管の収縮を引き起こすので生理中の飲み物としては注意が必要です。
少量なら問題ありませんが、温かいものであればノンカフェインのお茶を選ぶこと。
もしくはハーブティーでリラックスすることもいいでしょう。
ファーストフードやスナック菓子
血液をドロドロとさせてしまうのでうっ血の原因にもなります。
生理中は、食べたものを蓄えようと体がはたらきますのでカラダにとって良い食べ物を取り入れておきたい時期でもあります。
アルコール
生理中も、飲み会や外食のお誘いはあると思います。
アルコールは生理痛にとっても避けたいものです。
アルコールを飲むことで血流が促進され、血量が増加することで生理痛が重くなる原因になります。
血量が増加することは、生理痛だけでなく貧血のリスクも高くなり体調不良も起こしやすいです。
生理中のアルコール摂取は控えておきましょう。
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生理周期と食べ物でうまく付き合っていきましょう
生理前から生理中にかけては、体調を崩しやすいです。
ただ、生理は周期で決まっているのでそろそろ生理がきそうな時には注意しておくことで未然に体調不良は防げます。
毎月の自分の体調との付き合いになってくるので、自分のカラダをよく知り、自己解決できる方法を身につけておきましょう。
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