辛い更年期症状にはヨガ!?更年期にヨガがおすすめの理由とヨガポーズを厳選紹介

動悸が止まらない時の対処法、予防法とは?
女性ならば誰でも訪れる更年期。

人によって出る症状は千差万別ですが、重い症状が出る方は本当に辛いですよね。

そこで今回は、更年期の辛さを和らげるおすすめヨガをご紹介したいと思います。

女性の更年期症状はなぜ起こる?

女性の更年期症状はなぜ起こる?

女性の卵巣機能は40歳を過ぎた頃から低下し、同時に卵巣から分泌されるエストロゲンという物質も減少します。

ところが、脳がエストロゲンの減少を把握できずに混乱し、「もっとエストロゲンを分泌させるべきだ」と卵巣に指令を送ってしまうのです。

当然、機能が低下している卵巣はその指令に応えることができません。

このように、脳と卵巣が上手に連係できていない状態に陥ってしまうと自律神経が乱れます。

自律神経の乱れが、顔のほてりや発汗、冷えなどといった更年期症状につながっていくのです。

更年期にはヨガ!おすすめしたい3つの理由

更年期にはヨガ!おすすめしたい3つの理由

ヨガの呼吸法が自律神経を整える

ヨガの呼吸法は、更年期症状の原因となる自律神経を整える効果があります。

ヨガ特有のゆったりとした腹式呼吸を実践して自律神経を整えることが、更年期症状をやわらげることにつながります。

ヨガの基本「腹式呼吸」とは?効果・メリット・練習方法を徹底解説

ヨガポーズが血液循環を促進する

更年期症状で見られる「のぼせ」や「ほてり」「冷え」などは血液循環を良くすることでやわらげることができます。

ゆっくりとヨガポーズを取ることで、筋肉が伸縮を促し、巡りの悪い血液の循環を促進してくるのです。

深い呼吸をしながらポーズを取るヨガは、血液を巡らせるために最高だと言えます。

ヨガでリラックス効果

更年期に差し掛かる頃は、子供の将来における心配や家族の病気、親の介護問題など様々な悩みが付き物。

更年期症状はそういったストレスを溜めることで、より悪化します。

ヨガの深い呼吸を感じながらカラダの筋肉を伸ばすことで、カラダの緊張や強張りがとけてリラックスできます。

リラックスするだけで、更年期症状は不思議と和らいでいくんですよ。

更年期の強い味方となるおすすめヨガポーズ3選

鋤のポーズ

鋤のポーズ

逆さまになる鋤のポーズを取ることで、脳が活性化されてホルモンバランスが安定する効果が期待できます。

また、頭よりも高い位置に足を置くことで血液循環も良くなり、のぼせやほてり、冷えといった症状の緩和にも繋がります。

その他、頭痛や肩こり、歯ぎしり、目の疲れ、いびきなどにも効果がありますので、ぜひ行ってみましょう。

ただし、首を痛めている方や高血圧の方は控えて下さいね。

やり方

  1. 仰向けになる。両手はカラダのそばに置き、手のひらは床につけておく。
  2. 息を吸って吐きながら、両脚をそろえて45度の高さにあげる。このまま5秒間キープ。
  3. 息を吸って吐きながら、両脚をそろえて90度も高さにあげる。
  4. 息を吸って吐きながら、腰を持ち上げ、両脚をそろえて床と並行の高さまで持っていく。この時、両手で腰を支えても良い。
  5. 息を吸って吐きながら、両脚をそろえて床に近づける。そのまま10秒間キープ。
  6. ゆっくりと①に戻る。

ヨガの鋤のポーズとは?3つの効果と正しいやり方を徹底解説

前屈のポーズ

前屈のポーズ

前屈のポーズは血液循環が非常に良くなりますので、のぼせやほてり、冷えといった症状に悩んでいる更年期の方にオススメです。

また、内臓機能の向上や疲労回復の効果も感じていただけます。

カラダが硬い方は苦手意識が強いかもしれませんが、ご自分のペースで筋肉の伸びを感じながらやっていただければOKですので、気軽に挑戦してみましょう。

やり方

  1. 両脚を伸ばして座る。つまさきは天井に向け、背筋は伸ばしておく。
  2. 両手を前に伸ばす。
  3. 息を吸って吐きながら、上半身を後ろ45度に倒す。この時、背筋は伸ばしておく。
  4. 息を吸ってはきながら、⓶に戻る。
  5. 息を吸って吐きながら、上半身を前45度に倒す。この時、背筋は伸ばしておく。
  6. 息を吸って吐きながら、足の親指を手でつかむ。この時、手のひらを上に向けた逆手で、足の親指をつかむようにする。
  7. 息を吸って吐きながら、肘を床に近づける。
  8. 息を吐き続けながら、10秒間キープ。
  9. ゆっくりと①に戻る。

猫のポーズ

猫のポーズ

背骨を柔らかくすることで自律神経を整えていく猫のポーズは、更年期の方にまさしくピッタリのポーズ。

また、心の緊張をほぐすポーズでもありますので、ストレスで悩んでいる方にもオススメです。

やり方

  1. 四つ這いの姿勢になる。
  2. 息を吸って吐きながら、背骨を丸くしていく。おへそをのぞきこむようにしよう。
  3. 息を吸って吐きながら、①に戻る。
  4. 息を吸って吐きながら、背骨を反らせていく。視線は天井の方に向けていこう。
  5. これをゆっくりと3回繰り返す。

ヨガの猫のポーズとは?8つの効果と正しいやり方を徹底解説

辛い更年期症状におすすめのヨガまとめ

辛い更年期症状におすすめのヨガまとめ

更年期症状は周りの理解が得にくい場合もありますから、なかなか大変ですよね。

大切なことは、ご自分の時間を持つということ。

ご自分が思いきりリラックスできる楽しい時間を、なるべくたくさん持ってください。

そして、自分の心とカラダを大切にヨガをしてみて下さい。

ヨガであなたの辛い更年期症状が少しでもやわらぎますように!

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