少しでも早く、元気になりたいですよね。
もちろん感染しないことも大切ですが、かかったときの食事こそ元気になる秘訣が隠されてます。
自分自身、そして大切な家族のためにも、インフルエンザにかかったときの食べ物を知っておきましょう。
インフルエンザの食事は症状に応じた段階で分けよう
インフルエンザといっても、大きく分けて”発症時”と”解熱後~回復時”の2段階の過程を進みます。
インフルエンザなど感染症の段階
- 発熱や関節痛、悪寒などの症状がある段階。
- 薬の服用で症状が軽くなり、回復にむけて自宅療養している段階。
今回はそれぞれの状態に応じて、食事のとり方を紹介していきます。
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インフルエンザ発症時は食べ物よりも飲み物が大事
インフルエンザ発症時に飲み物が大事な理由は?
インフルエンザの発症直後は、カラダも一番つらい時期ですよね。
高熱がある場合には、体力とともにカラダの水分も消費されていきます。
おそらく、食べることすらできなくなる方が多いでしょう。
そんな発症時に、もっとも心がけてほしいことは水分補給です!
熱がでるということは、汗をかき、カラダが熱を放出しようして体温調整を行っている状態です。
いつもよりカラダの水分が外に出やすくなります。
とくに、発熱時には発汗作用も強くなるのでこまめな水分補給が必須となるので、”イオン飲料”や”経口補水液”と呼ばれる飲み物がオススメ。
イオン飲料や経口補水液の身近な例
- ポカリスウェット
- アクエリアス
- OS-1
しんどいときは食べ物もノドに通らないことが多いので、その補助的役割として飲み物でカラダの中にとりいれていきましょう。
インフルエンザ発症時にオススメな経口補水液のレシピ
コンビニやスーパーなどで経口補水液が買えないというときは、こちらのレシピを参考にしてみてください。
インフルエンザ発症時に取り入れたい、経口補水液の材料
- 水:500ml
- 砂糖(はちみつ):大さじ2
- 塩:小さじ1/4
- レモン汁:大さじ1~2
自宅で作る場合は、上の材料を混ぜるだけで簡単に作れます。
分量はお好みの応じて、少し変えたりしてもいいでしょう。
インフルエンザ解熱後~回復時の食べ物
熱が下がってくると、カラダも少し楽になってきます。
しかし、ウイルスはまだ残っている状態なので油断は禁物。
他の人にインフルエンザなど感染症が感染する恐れがある期間
- 解熱後2日(幼児の場合は3日)を経過するまで
- 発症した後5日を経過するまで
出典:学校保健安全法等の学校保健安全法施行規則
熱が下がっても、自宅での安静が必要です。
解熱後~回復期は少しカラダも楽になりますが、カラダが弱り胃腸も万全ではありません。
この時期に大切なことは、次の2点が大切です。
- 胃腸に負担をかけない食べ物をとること
- ビタミンをしっかりとること
胃腸に負担をかけない食べ物とは?
脂肪が少なく、消化のよい食べ物であること。
食材でいうと、豆腐・魚(とくに白身魚)・緑黄色野菜・きのこ類。
カラダに負担をかけない視点で、意識してほしい食べ物ですね。
間食がほしくなったときは、プリンやフルーツたっぷりゼリー、ヨーグルトを間食に食べることがオススメです。
食事がノドをとおらないときにも、ゼリーやプリンは食べやすいですしカロリーやミネラル補給もできます。
ビタミンをしっかりと取るには?
ビタミンは食材の種類を豊富にとることで補えます。
1食の献立でいうと、野菜スープを汁物として、おかゆもしくは雑炊(きのこを入れたりして)を作れば、ビタミンを十分に摂取することができるでしょう。
胃腸の調子がさらに良いようであれば、豚肉・卵などのたんぱく質源もさらに追加することがオススメ。
自分の体調を確認しながら、少しずついつもの食事に戻していきましょう。
インフルエンザ解熱後~回復時に使いたいレシピ
インフルエンザの解熱後〜回復時にとってほしい食材を使って、レシピを紹介します。
白身魚のホイル焼き
- お好きな魚(鮭などでも可):1切れ
- お好みの野菜やきのこ:お好みの量
- レモン汁:適量
- 塩こしょう(ポン酢でも):適量
作り方
- 魚と野菜やきのこをホイルでしっかりに包む。
- フライパンに包んだホイルをのせ、水を入れる。
- ふたをして弱火~中火で15分。
ホイル焼きは魚をささみに変えたり、具材や味付けも変えることができるため好みに応じてアレンジしやすいですよ。
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インフルエンザにかかったら食事を見直そう
風邪や病気になると、普段の自分の食事や私生活を見直すきっかけにもなります。
インフルエンザが完治してからも、バランスの良い食事を心がけ、睡眠を確保してください。
そして来季にはインフルエンザにかからないよう、自分自身の健康に気を付けて予防しておくことが必要です。
感染症や風邪にかかった場合は、その段階や症状に合った食事をとれるようにしておきましょう。
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