コロナ禍も続く中、どうしたって気分がふさいでしまいますよね。
そんな時には、ヨガでポジティブ気分になりましょう!
今回は、ポジティブ気分になれるヨガをご紹介していきます。
ポジティブ気分になるには?
背中のこわばりをほぐす
背中は自律神経がたくさん通っている場所です。
背中がこわばってしまうと、自律神経がうまく働きません。
自律神経がうまく働かないと、どうしても心のバランスを崩してしまい、イライラしたりふさぎがちになってしまいます。
こわばった背中をほぐすことで、自律神経がうまく働くようになるわけですね。
自律神経がうまく働くようになると、心のバランスが安定し、明るくポジティブな気分になれますよ。
→背中が痛い時のストレッチ方法!背中の痛みを和らげる3つのヨガのポーズ
胸をそらす
憂鬱な時ってうつむきがちになりませんか?
うつむいて視線も下になりますし、背中も丸まって猫背になってしまいますよね。
視線が下に向いてしまうと、気分はどんどん落ちてしまいます。
さらに猫背になることで、呼吸が浅くなってしまいます。
呼吸が浅くなるということは、体内に取り込める酸素量が少ないということですよね。
体内の酸素量が不足してしまうと、精神バランスも乱れ、気分もますます落ち込むんです。
ですから、胸をグーンとそらしましょう。
胸をそらすことで、視線が上を向きますよね。
さらに、胸が広がるために呼吸も深くなり、体内にたくさん酸素を取り込むことができます。
酸素がたっぷりと体内に入ることで、気分も安定し、明るくポジティブになれるんですよ。
ポジティブな気分になれるヨガポーズ
ネコのポーズ
ネコのポーズで背中のこわばりをほぐしましょう。
背骨をしなやかに動かすことで、背中のこわばりをゆっくりとほぐすことができ、ポジティブな気分になることができます。
さらに、ウエストの脂肪を取る効果も期待できますので、二重に嬉しい効果アリですよね。
やり方
- 四つ這いになる。
- 息を吐きながら、アゴを胸に引き寄せて背中を丸くする。
- 息を吸いながら、①の姿勢に戻る。
- 息を吐きながら、背中を反らせていき、お腹をできるかぎり床に近づけてアゴを上にあげる。
- これを3回繰り返す。
ラクダのポーズ
ラクダのポーズで、背中のこわばりをほぐし、背骨の調子を整えていきましょう。
胸をそらしますので、ポジティブ気分になれるポーズであることは間違いなし。
さらに、腸運動も活発になりますので、便秘や下痢などの悩みにも効果的です。
やり方
- 膝立ちになる。
- 息を吸って吐きながら、右手を大きく回し、右の足首をつかむ。この時、視線は右手の方に向けておく。
- ①に戻る。
- 息を吸って吐きながら、左手を大きく回し、左の足首をつかむ。この時、視線は左手の方に向けておく。
- ①に戻る。
- 息を吸って吐きながら、右手で右足首を。左手で左足首をつかむ。胸をできるだけグーッと反らせていこう。天井の方に胸を向けるような気持ちで。
- 20秒ほどキープし、①に戻る。
→ヨガのラクダのポーズとは?4つの効果と正しいやり方を徹底解説
コブラのポーズ
コブラのポーズで、背中のこわばりをほぐし、胸もそらせましょう。
ポジティブな気分になる効果はバツグンです。
また、肺や心臓機能を高める効果もありますので、病気予防にも効果的ですよね。
バストが発達するという美容にも嬉しい効果つきですので、さらに気分が上がりますよ。
やり方
- うつぶせになる。
- 両手のひらを床につき、指の先が肩のラインに合わせて、身体のそばに引き付ける。
- 両脚はそろえ、つまさきを伸ばす。
- 息を吐いて、額を持ち上げる。
- 息を吸って吐きながら、顔を持ち上げる。
- 息を吸って吐きながら、胸を持ち上げる。
- 息を吸って吐きながら、お腹をつけたまま、できる限り胸を反らせる。
- 息を吸って吐きながら、ひじを全て伸ばし切り、胸を反らせる。この時、首の後ろを縮めないように気をつける。
- 10秒間深く呼吸をしながらキープして、ゆっくりと①の姿勢に戻る。
→ヨガのコブラのポーズとは?得られる驚きの効果!正しいやり方を徹底解説
弓のポーズ
弓のポーズをすることで、背骨のこわばりも取れますし、胸も大きく反らせることができます。
さらに、仙骨を刺激しますので、生理痛緩和にも有効です。
生理痛の時って、気分がどうしたって重くなってしまいますよね。
そんな時にオススメなのが弓のポーズです。
生理時に憂鬱でも、弓のポーズをすることで、ポジティブになれますよ。
やり方
- 額を床につけ、うつぶせになる。両手で両足首をつかみ、肩甲骨をグッと中心に引き寄せる。
- 息を吸って吐きながら、上半身を持ち上げて反らせる。
- ①に戻る。
- 息を吸って吐きながら、額を床につけたまま、下半身だけ持ち上げる。
- ①に戻る。
- 息を吸って吐きながら、上半身と下半身を同時に持ち上げる。そのまま10秒ほどキープして①に戻る。
三日月のポーズ
パーッと気分を上げたい時には、三日月のポーズがオススメです。
背骨をしなやかにすることができますし、胸をそらせて姿勢をよくすることもできます。
スマホやパソコンを長時間見続けた後などに行ってもいいですね。
やり方
- まっすぐに立つ。足をそろえ、背筋は伸ばす。
- 両手を上にあげ、頭の上でクロスさせて手のひらを合わせる。
- 息を吸って吐きながら、腕はそのままでグーッと後ろにそらせる。胸を反らせることを意識し、首の後ろは縮めない。
- そのまま20秒ほどキープし、元に戻る。
→ヨガの三日月のポーズとは?5つの効果と正しいやり方を徹底解説
ポジティブ気分になれる瞑想
雲瞑想
ヨガポーズなんて難しいことはなかなかできないという方は、空を見上げてみましょう。
どの空もいいですが、やはりポジティブになれるのは、青空の日でしょう。
太陽と青空にはパワーがありますから、自然に気分が明るくなります。
白い雲が浮かんでいる日は、雲瞑想をしてみましょう。
どれか一つお気に入りの雲を選び、それをじっと見るんです。
だんだん形が変わっていく様を子細に観察しましょう。
集中して雲をじっと見る。
それが雲瞑想です。
明るくポジティブ気分になれる瞑想としてオススメですよ。
星空瞑想
昼間にはなかなか空をじーっと見る時間がないという方もいらっしゃるかもしれません。
そんな時は星空を見上げてみましょう。
星空が見えにくい日は、じっと目をこらして、一つでも星を探すんです。
目当ての星を見つけたら、ただひたすら、それを見つめる。
集中して、星を見続けるだけで、ネガティブな気分を星が吸い取ってくれます。
一つの星をじっと見ることなんてできないという方は、星座をたどってみるのもアリでしょう。
集中して星座をたどってみることで、イライラの気分が落ち着き、明るくポジティブな気分になれますよ。
ヨガと瞑想で日々をなるべくポジティブに
暗いニュースばかりが続く中、どうしたって気分は暗くなってしまいますよね。
ですが、あまりにも暗くふさいでしまうと、身体の健康にも心の健康にもよくありません。
気分を明るくするのはなかなか難しいことですが、今回ご紹介したヨガで、少しでもポジティブ気分になれますように祈っています。