ヨガの山のポーズとは?3つの効果と正しいやり方を徹底解説

ヨガクラスを行うと、必ずといっていいほど出てくる立位の基本姿勢のひとつ「山のポーズ」

山のポーズがきちんと取れている人は、カラダのバランスが整っているようにも感じます。

正しい姿勢を理解して、ワンランクアップの立位のポーズを行なっていきましょう。

この記事では、ヨガの山のポーズの効果と正しいやり方を詳しく解説いたします。

ヨガの山のポーズとは?

ヨガの山のポーズとは?

山のポーズといえば、誰もが知っているほど有名なポーズです。

サンスクリット語では「タダーサナ」と呼ばれています。

立位のポーズの基本の形となり、ただまっすぐ立っているように見えるポーズですが、実は奥深いポーズでもあります。

狭い場所でも、ヨガマットがなくても、どこでも取れるポーズという特徴があるため、普段の姿勢に取り入れてみるのもオススメ!

今までは深く意識していなかった山のポーズかもしれませんが、意識するポイントをしっかりつかんでいきましょう。

ヨガの山のポーズで得られる3つの効果

ヨガの山のポーズで得られる3つの効果

みなさん靴の後ろのすり減りを見たことありますか?

いつも内側だけすり減る、もしくは外側だけすり減っているなんて方も多いでしょう。

私たちは普段、無意識に片方に重心が寄ってしまっていたり、足の外側で歩いてみたりと正しい姿勢がうまく取れていないことが多く、カラダの歪みがあります。

その歪みは意識して改善することが必要で、そのためにも山のポーズが効果的なのです。

山のポーズで正しい立ち方を知ると、歩き方はもちろん、カラダの引き締め効果やカラダの軽さなんかも感じやすくなります。

山のポーズで得られる効果をぜひ味わってみてください。

姿勢改善

山のポーズは、足の裏から頭のてっぺんまで全身を意識して行うポーズです。

ただ単に立っているのではなく、腹部への力の入れ具合、胸の開き方、大地を踏み込む力、お尻を引き締め、背筋をまっすぐ伸ばす、首や肩の位置など。

実は、知らないうちに全身運動になっています。

正しい姿勢を身につけると、骨盤の歪みの改善や、肩こりの緩和にも期待ができます。

さらに呼吸も入りやすくなるので、ぜひその心地よい体感して姿勢改善にも役立ててみてください。

骨盤の歪みの種類を知ってヨガで調整しよう!歪んだ骨盤を調整できるヨガポーズ3選!

坐骨神経痛の改善

坐骨神経痛の原因は、姿勢を良くすることとつながりがあります。

姿勢を良くすることで、坐骨神経の痛みを緩和させてくれるのです。

最近では若い方でも坐骨神経痛が発症したりと、もしかしたらカラダをうまく使えていないのかもしレませんね。

山のポーズを行うことで正しい位置で重心をキープして、強いカラダの軸を作っていきましょう。

扁平足の解消

扁平足の方は意外と多いのではないでしょうか?

扁平足は、足裏の筋力不足で土踏まず(アーチ)が潰れている状態で膝や腰を痛める原因にもなるので、結果的に膝や腰痛緩和の効果も期待できます。

意識して、足の裏でしっかりと地面を踏み込むことで足裏強化、そして扁平足改善に期待できるのが嬉しいポイントですね。

その他にも、

  • 全身疲労感の解消
  • お腹の引き締め
  • 肩こり解消
  • 骨盤の歪み改善
  • 心身の解放

これらの効果も期待できるのが山のポーズ

習得も簡単だからこそ、ポーズを深めて正しくポーズを行うことで、さらに効果が期待できるでしょう。

山のポーズの正しいやり方

山のポーズの正しいやり方

それでは、さっそく「山のポーズ」を一緒にやってみましょう!

山のポーズのやり方

  1. 両足を揃えて立ちます。一度、足の指を持ち上げてから、小指からゆっくりと床へ下ろしていきます。
  2. 左右のバランスを取り、足裏全体でで地面をしっかりと踏み込みます。
  3. 腰が反らないように気をつけながら、頭頂をまっすぐ上に引き上げられるような感覚で背中を伸ばしていきます。
  4. 首は長く保ち、肩に力が入らないようにストンと落とします。
  5. あごの下は床と平行に、喉元は柔らかく、表情も柔らかくしておきます。
  6. カラダの重心がうまく取れたら、軽くまぶたを閉じてみてもいいでしょう。
  7. ここで数呼吸味わってみてください。

山のポーズを行う上での注意点

山のポーズを行う上での注意点

全身に力を入れすぎない

特に肩に力が入ってしまう方バランスに意識しすぎて硬直してしまっている方は要注意です。

そんなときは深い深呼吸をして、全身の力を抜いてリラックしながらポーズを取っていきましょう。

軽く目を閉じて、カラダの真ん中に意識を持っていくと、自然と心も落ち着いていきます。

反り腰になる

カラダをまっすぐにしようとするがあまり、反り腰になってしまう方もいます。

反り腰になるということは、腰で上半身を支えてしまっているのでお腹を引き締めてポーズを取ってみましょう。

低血圧の方

低血圧の方は、山のポーズを長時間とっていると、ふらっとしてしまうことがあります。

頭痛やめまいなど感じた場合もゆっくりと座って、注意しながらポーズを取るようにしてください。

山のポーズで気分爽快

山のポーズで気分爽快

山のポーズは自然豊かなところで取ると、さらに気持ち良さが倍増します。

海や山、自然の風や香り、音を感じながら山のポーズを取ることで、心身ともに癒されること間違いなし!

頭の中を空っぽにして、心地良い空気とともにポーズを楽しんでみてはいかがでしょうか。

ヨガインストラクターが選ぶオンラインヨガ4選!


>>オンラインヨガ4社の口コミ、料金、特徴を比較解説!ヨガのプロが選ぶおすすめのサービスは?

関連記事

スタジオに通う必要がなく、スマホやPCで通信しながらオンライン上でヨガを楽しめる【オンラインヨガ】専用のスタジオがあることはご存知でしょうか? 自宅の近くにヨガスタジオがない 仕事や育児が忙しくて、なかなかスタジオに通う時間[…]

オンラインヨガ4社の口コミ、料金、特徴を比較解説!ヨガのプロが選ぶおすすめのサービスは?