バランスポーズができるようになるには、どうしたら良いのでしょうか?
バランスポーズのメリットやコツ、初心者向けポーズをご紹介します。
バランスポーズとは
ヨガの「バランスポーズ」とは、主に片足でバランスをとりながら形をキープするヨガポーズのことです。
複雑なポーズではないものの、筋力だけではなくバランス感覚や柔軟性も必要になるため、慣れるまでは難しいポーズです。
片足で不安定な中、カラダに軸をつくりポーズをキープするため、自然と体幹が鍛えられるポーズです。
バランスポーズの主なメリット3つ
バランスポーズをできると達成感が得られ、ヨガの自信へとつながるポーズでもあります。
バランスポーズにはさまざまなメリットがありますが、その中でも主なメリット3つをご紹介します!
集中力アップ
「バランスポーズ」の達成に不可欠なのは、集客力です。
筋力やバランス感覚ももちろん必要なのですが、集中力に欠けるとすぐにふらついてしまいます。
まわりに影響されずポーズに集中する必要があるため、自然と集中力アップにつながります。
→集中力を高めるヨガポーズ3選!初心者でも簡単にできるアーサナを動画で徹底解説
バランス感覚の強化
「バランスポーズ」はその名前の通り、バランス感覚が必要になるもの。
最初はふらふらしていても、練習していく中でバランス感覚が磨かれ、強化されていきます。
→身体のバランスを整えるヨガポーズ5選!バランス力をUPして若さをキープ
体幹強化
「バランスポーズ」のメリットとして、意外に思われやすいのが体幹強化の効果です。
片足や不安定な形で、カラダに軸を作り保とうとすることで、体幹を鍛えることができます。
体幹が強化されると、内臓を正しい位置に戻したり、姿勢をまっすぐ保ったりする効果が得られます。
疲れにくいカラダ作りにもつながるので、体力をつけたい方にもオススメです。
→体幹トレーニングに最適なヨガポーズ3選!体幹を鍛えて美しく若返ろう
バランスポーズを上達するコツ
「バランスポーズ」を上達するコツは、いくつかあります。
ひとつは、足の裏で体重を分散させるということ。
重心が親指側によったり、もしくは小指側によったりすると、バランスは簡単に崩れてしまいます。
タダーサナで習ったように、親指、小指、カカトの3点に体重を分散させるように意識してみましょう。
また、軸をまっすぐに保つことも、ポイントのひとつです。
頭のてっぺんに糸がついたようなイメージをキープし、常に軸をまっすぐに保ちましょう。
初心者向けのバランスポーズ3つ
それではさっそく、バランスポーズに挑戦しましょう。
バランスポーズは筋力よりもバランス感覚や、集中力が必要になるポーズです。
心を落ち着け、ゆっくりとした呼吸を意識しながら行いましょう。
木のポーズ
「木のポーズ」は、もっとも基本的な立位のバランスポーズのひとつです。
木のポーズは特に集中力を高めたり、気持ちを落ち着けたりする効果が期待できます。
素材がツルっとしているレギンスを着用しているとキープしにくいこともあるので、着る物にも要注意です。
- 足をそろえてまっすぐに立つ(タダーサナ)。
- 左足を曲げて高く持ち上げ、足の裏を右の太ももの付け根に押し付ける。
- 難しい場合はふくらはぎや足首でも可。両手を胸の前で合掌してバランスを取る。
- ゆっくりと合わせた手を頭上に伸ばし、ゆっくりと開く。
- そのまま5〜8回呼吸する。
- 終わったら反対側も同じようにやる。
どこか1点を見つめてバランスを取りましょう。
→ヨガの木のポーズとは?驚くべき4つの効果と正しいやり方を徹底解説
ダンサーのポーズ
「ダンサーのポーズ」は見栄えが良いことで有名なポーズです。
よく、“映えるヨガポーズ”として SNSなどでも見かけます。
足の引き締めや、お尻の引き締めに効果的なポーズです。
- 右ひざを曲げ、かかとをお尻に近づけ、左足の甲をつかむ。
- ゆっくりと息を吸いながら左手を天井へ上げる。
- ゆっくりと息を吐きながら、上半身と腕を前方へ倒しつつ、右足を上に引き上げていく。胴体が床と平行に近づくように倒していく。
- 限界まで倒したら、3〜5回呼吸する。
- 終わったら反対側も同じように行う。
足の甲を持っている手に押しつけつつ、引き上げていきましょう。
片足のチェアポーズ
「チェアポーズ」は、見えない椅子に腰をかけるような形をとるポーズです。
シンプルでありながら、足腰やお尻まわり、腹筋の強化に適したポーズです。
今回はそれをさらに片足で行います。
バランスがとれるか不安な方は壁などに手を添えながら行いましょう。
- 足をそろえてまっすぐに立ち、左足のつま先を、右足の付け根に押し当てる。
- 息をゆっくり吸いながが胸の前で手を合わせ、息を吐きながら、椅子に座るようにお尻を低くする。
- ポーズをキープし、3〜5回深く呼吸する。終わったら反対側も同じように行う。
ひざが前に出ないように、なるべくお尻を後ろに引いてバランスをとりましょう。
バランスポーズに挑戦しよう!
バランスポーズは、筋力はもちろん、精神力が鍛えられるポーズです。
最初は壁などの支えを使いつつ、無理のない範囲で挑戦してみましょう!