これからの季節、温かくなってくると冷たいビールといったお酒が恋しくなってきませんか?
ただし、お酒の飲み過ぎには注意が必要です!
”お酒はほどほどに”と言いますが、その適量をみなさんご存知でしょうか。
ダイエット中にお酒は禁止というわけではなく、正しい飲み方さえ行えば怖いもの知らずです。
今回はそのお酒の飲み方について紹介していきます。
お酒の適量とは?
まずはお酒の適量についてお話ししていきます。
実際には、性別・体重・アルコール分解能力などで個人の適量というものは変わってきます。
また体質としてお酒が弱い方もいます。
私も、アルコール分解能力が弱いため少量のアルコールでも顔が真っ赤になったりすぐにしんどくなるタイプ。
そういった個人の体調や体質みたいなものはまず理解しておく必要があります。
それを踏まえた上でお伝えすると、推奨される飲酒量というのは厚生労働省が推進する「健康日本21」という指針があります。
ここでいう適量は、1日平均純アルコールで約20gと言われています。
ちなみに女性は男性よりも体格や体重が小さいこともあり、男性の1/2~2/3程度が適量とも考えられています。
では、純アルコール20gに相当するお酒とは?
以下に示してます。
純アルコール20g相当とは?
- ビール:500ml×1本
- チューハイ:350ml×1本
- 日本酒:1合(180ml)
- 焼酎:グラス半分(100ml)
- ワイン:グラス2杯弱(200ml)
- ウィスキー:ダブル1杯(60ml)
いかがでしょうか?
普段の飲酒量とまずは比較してみてください。
飲みすぎているなと感じる方は、適量を参考に調整してみるのもダイエットと健康のため双方でオススメします。
ダイエット中のお酒の種類は?
次に、ダイエット中におすすめなお酒の種類についてです。
やはり気をつけていただきたいポイントは糖質です。
糖質の観点でいうと、
糖質の多いお酒:ビール、マッコリ、チューハイ、梅酒、日本酒、白ワイン
糖質の少ないお酒:ウィスキー、焼酎、赤ワイン
ワインは、赤ワインの方が糖質が少なくポリフェノールも豊富なのでダイエット中にはオススメです。
また特に糖質の部分で気をつけて欲しいのは、甘い炭酸飲料やジュースや割っている場合も注意が必要です。
これは砂糖を飲んでいるといっても過言ではありませんね。
さらに、糖質が多いと必然的にカロリーも多くなってしまいます。
今では、糖質オフやカロリーオフといったさまざまなお酒が販売されています。
お酒が好きな方には物足りないかもしれませんが、オフ系の種類も試してみるのもいいですね。
ただし、糖質が少ない=飲んでもOKということでもありません。
もちろんカロリーや糖質が低いとダイエットにも最適ではありますが、アルコールの摂取自体が肝臓への負担をかけることで食事の代謝が疎かになってしまいます。
適量は守りつつ、ダイエットに適したお酒を楽しむことがダイエットにはベストです!
ダイエット中に適したお酒との付き合い方
では、ダイエットにおいてうまくお酒と付き合っていく方法についてお伝えしていきます。
お酒を飲むのは辞められない、お酒を飲むことでストレス発散になるという方も参考にしてみてくださいね。
空腹でお酒を飲まないようにする
空腹状態でお酒を飲むと、アルコールの吸収スピードが上がってしまいます。
いわゆる悪酔いですね。
また空腹でお酒を飲むと胃への負担も大きくなってしまいます。
そうならないためにも、空腹状態でお酒を飲むことは控えておきましょう。
お水と一緒にお酒を飲む
どうしても飲み過ぎてしまう方に推奨している飲み方としては、お酒を1杯飲むとお水も1杯飲むようにすること。
お酒とお水が同量であれば、尚良しです。
これはお酒の飲み過ぎを防ぐだけでなく、脱水症状も防いでくれます。
お酒を飲むと利尿作用が働いてしまうため、実は脱水になりやすいです。
お酒を飲むとトイレの回数も多くなるという経験、みなさんもありませんか?
それを回避するためにもお水をしっかり取ることが大切です。
お水を飲むことで脱水予防、そしてアルコールの摂取量を抑えることができればより嬉しいですね。
おつまみと正しく付き合う
お酒を飲むときに、おつまみを楽しみにしている方も多いでしょう。
ついつい濃い味付けのものや、脂っこいものを選んでしまいがちですがそうするとダイエットには不適!
私がオススメするおつまみは、枝豆・冷奴・お刺身・野菜スティックなど脂質や糖質がなるべく少ないものです。
ハイカロリーな食事を一緒に摂取してしまうと、せっかくお酒を控えていてもダイエットがうまく続きません。
たんぱく質(お肉、お魚、豆腐、卵など)豊富なもの、そして味付けはあっさりしているものもいいですね。
お酒とおつまみはセットとして、ダイエットに役立てていきましょう。
休肝日を作る
肝臓を休めてあげられてますか?
毎日休まず飲酒している方は、まず1日でもいいので休肝日を作ってみましょう。
肝臓は沈黙の臓器と言われています。
知らないうちに負担をかけてしまっていることが多いです。
健康診断でALT・AST・γGTPといった肝臓の数値が高くなっている場合は、アルコールの量の調整や休肝日を設けてみましょう。
アルコール依存症にならないため、そしてダイエットのためにも休肝日は週1~2回を目安に作っていくといいですね。
お酒の飲み方はダイエットを成功させる秘訣
お酒は嗜好品といって楽しみの一つ、自分の生活を豊かにするものだと思っています。
ただし、ダイエットを行う上では正しく付き合っていかなければ、体重増加や健康増悪の原因になりかねません。
いつまでも健康で楽しく過ごすためにも、量や飲み方といった部分はぜひ参考にしてみてください。