ヨガを20年以上続けて感じる恩恵ベスト5|長く続けるメリットとは

ヨガは誰にでも楽しめるもので、その魅力については一言で語れないほど奥が深いものです。

人によっては人生を捧げるほど夢中になるケースもあれば、一生の趣味として楽しむ人もいます。

一方で、「続かない」とか「飽きた」とか「向いていない」と、ヨガから離れてしまう人もいます。

今回はヨガをやめてしまう人の傾向と、長く続けることでしか得られない5つの恩恵についてご紹介しましょう。

ヨガが続かない人にはいくつかのパターンがある

ヨガが続かない人にはいくつかのパターンがある

ヨガが続かない人にはいくつかのパターンがあります。

例えば、ヨガを「スポーツだと勘違いしている人」や「ゆっくりとした動きが嫌い・苦手」「休むのが得意ではない」というタイプの人。

他にも「競争が好き」「人に褒められるのが好き「目に見える成果が欲しい」。

これらのいずれかに当てはまる人は、ヨガから離れてしまう可能性が高いです。

このようなタイプにこそヨガは必要なので非常にもったいないと思いますが、ヨガは無理矢理続けるものでもないのでやめてしまうことは仕方のないことです。

一方で「人生には急緩が必要だ」とわかっている人や、「思い通りにならないことがあるしそれが楽しい」と感じている人、「誰かと比べるより自分のベストにこだわる人」「目に見えないものもある」と感じている人にとってヨガほどぴったりくる「学び」はないと思います。

私は前者のタイプでしたが、続けていくうちに後者のタイプに変化し、気がつけばヨガ歴23年くらいになります。

そんな私が20年以上ヨガを続けてきてよかったことベスト5をご紹介しましょう。

ヨガを20年以上続けて感じる恩恵ベスト5

5.老化の速度が同世代よりも明らかに遅く感じる

老化の速度が同世代よりも明らかに遅く感じる

肉体面の効果については体が柔軟になることやダイエット効果、姿勢改善効果などがありますが、個人的にもっとも効果を感じているのは「アンチエイジング効果」です。

もちろんこの20年で確実に老化は進んでいるでしょうが、そのスピードは周囲と比べても遅いと感じます。

現在私は45歳ですが、白髪がほとんどない、疲れにくい、老眼もまだ起こっていない、疲れにくいなど健康面での不安がほとんどありません。

体重の変化もほとんどないですし、同世代の夫や弟の老化のスピードと比較しても私の老化速度は明らかに緩やか。

これはヨガの恩恵だと確信しています。

4.人生の岐路でヨガの叡智が役立つ

人生の岐路でヨガの叡智が役立つ

この20年で個人的には妊娠・出産、社会的には震災・豪雨や台風・コロナ、など、多くの出来事がありました。

震災の時は私もビルの最上階で数時間閉じ込められましたが、呼吸法でセルフコントロールすることで落ち着いていたられましたし、出産時も安産だったのはヨガのおかげだと思います。

また、自然災害が起こるたびにヨガクラスの収益を寄付したり、被災地でヨガをシェアすることで緩和ケアに役立ててもらったり、ヨガの知識が自分だけでなく周囲の人にも役立ててもらうことができています。

今はコロナウイルスでヨガのクラスが思うように開催できませんが、ヨガの視点で眺めると「長い人生こんな時もある」とそこまでストレスを感じず、現状を受け止め、しかも今あるものに感謝できています。

いろいろな困難にぶつかっても、落ち着いて対処できるのはいつもそばにヨガがあるからです。

3.体の仕組みについて概ね理解できている

体の仕組みについて概ね理解できている

ヨガのさまざまな叡智の中でも、私は特に哲学と解剖生理学が好きです。

特に解剖生理学の知識があることで、セルフケアは得意中の得意。

家族の中では私が「救急箱」のような存在です。

もちろん医師ではないので診断や治療はできませんが、痛みや苦しみを緩和するお手伝いができたり、セルフケアができたりするのはヨガのおかげです。

2.休む時間を意図的に確保できている

休む時間を意図的に確保できている

ヨガを学んでもっとも良かったことの一つが「休む練習を定期的にしている」ということです。

私自身ヨガをするまで休むことが苦手で、休むことに罪悪感さえ感じていました。

ところが「ヨガで休む練習をしなさい」と言われ、真剣にリストラティブヨガやインヨガ、シャヴァーサナを学んでいくうちに、休むことがどれほど大事かを理解し、定期的かつ強制的に休むようにしています。

日常ではもちろん睡眠ファーストで日々たっぷり睡眠をとっていますし、デスクワークの最中でも1時間に1回くらいはストレッチやヨガタイムを確保しています。

休むことが上手になったことで、集中力や持久力が逆に高まったこともよかったことです。

1.将来に対する恐れがほとんどない

将来に対する恐れがほとんどない

「腹6部分で老いを忘れる」「運動不足は緩慢な自殺」「執着は苦しみを生む」いずれもヨガから学んだことです。

少食と適度な運動が習慣となりまたお金にも人にも物事にも執着しない、必要最小限で身軽に生きていくことで、将来への不安や恐れはほとんどなくなります。

ここがしっかりしていないと月収が100万越えようと不安になり、「もっともっと」と不安や欲が出てくるのです。

日頃から少食、セルフプラクティス、執着しないを徹底していると消費社会に振り回されず、人と比べず落ち着いて生きられます。

まとめ

ヨガを20年以上続けて感じる恩恵ベスト5

ヨガはすぐに結果が出るものではなく、また結果を出すものでもないと思います。

私にとってヨガは「お守り」です。

ヨガの知識と実践があるからこそ、毎日何があっても落ち着いて自分のベターな状態で生きられるのです。

すぐに結果が出ないヨガにもどかしさを感じたり、効果が感じられないからやめよう!と思うこともあるかもしれませんが、必ず後からじわじわとヨガに感謝する日がやってくるはずです。

できるだけ長くヨガを楽しんで欲しいと願っています。

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