しかし、それなのに太ってしまう「夏太り」は意外と多いもの。
今回は夏太りの原因と対策をご紹介します。
夏太りする人は意外と多い!
四季の中で“太りやすいのは冬”、“痩せやすいのは夏”というイメージが強いですよね。
確かに、夏はたくさん汗をかき、暑さで食欲が出ないことも多いもの…。
しかし、そんな夏に太ってしまう人は意外と多いのです。
実は、夏に太る原因は日常生活のあちこちに散らばっています。
そんな“夏太り”の原因と対策を知り、夏太りを回避しましょう。
注目すべき夏太り4つの原因
夏太りの原因は、夏ならではの生活スタイルにあります。
4つの原因をチェックして、自分にも当てはまらないか確かめてみましょう。
カロリーを摂りすぎている
夏というと、「暑さで食欲が出ない」という方も多いはず。
そんな時に食べたくなるのは、冷たいそうめんや冷やし中華、アイスクリームやかき氷など。
しかし、これらの物ばかりを食べるのは、夏太りの原因になります。
夏に好まれるそうめんや冷やし中華などは炭水化物、アイスクリームやカキ氷も糖質や脂質の塊です。
また、冷たい清涼飲料水にもたくさんの糖分が含まれています。
糖質の摂りすぎが太る原因になることは言うまでもありません。
他にも、夏バテ予防のため「栄養豊富なものを食べよう」「スタミナをつけよう」とするのも、必要以上のカロリーを摂ってしまう原因となります。
夏の食事は思っているよりカロリーが高いので注意しましょう。
運動不足
夏はたくさん汗をかくため、まるで運動量が多いかのような気分になりますが、暑さによる汗は体温調節のために出ているだけのもの。
ちょっと動くだけですぐに汗をかきますが、このような汗はほとんどカロリーを消費していません。
それどころか少しの運動でも汗が出てしまうため、充分に運動していると勘違いしてしまい、運動量が普段よりも減ってしまうことも…。
この他にも、暑さをしのぐために外出が減ってしまうことなども運動不足につながります。
運動が減ることで燃費が減り、夏太りの原因になってしまうのです。
代謝の低下
上記で説明したように、夏は運動量が下がってしまう場合もあります。
運動量が低下すると筋肉量が減り、代謝も低下して、カラダが消費するカロリーが減ってしまいます。
夏に代謝が低下する原因としては他にも、“カラダを冷やし過ぎる”ことが挙げられます。
冷房の効いている涼しい部屋や、冷たい食べ物。
また、夏は湯船につかるのを避けて、シャワーで済ませる方も多いですよね。
そのような生活が続くとカラダが温まりにくくなってしまい、代謝が低下し、結果として夏太りを招いてしまうのです。
→基礎代謝量を上げるにはヨガ!ダイエットにオススメな基礎代謝を上げるヨガポーズ3選
自律神経が乱れている
夏は自律神経が乱れがちになります。
自律神経の乱れはホルモンバランスの乱れや代謝の低下を招き、太りやすいカラダにつながってしまいます。
自律神経が乱れる原因として、屋内と外の気温差が挙げられます。
屋内では冷房をガンガンに効かせて涼しいですが、一歩外に出ると気温は体温より高いことも。
そのような急激な気温の変化にカラダがついていけず、自律神経が乱れがちになってしまうのです。
→季節の変わり目は自律神経が乱れがち…。自律神経を整えるヨガポーズ3選
夏太りの対策には何をすればいい?
実は太りやすい原因がたくさんある、夏の生活スタイル。
夏太りの対策にオススメな3つのポイントをご紹介します。
夏こそ適度な運動
汗をたくさんかくのが嫌で、避ける方も多い夏の運動ですが、夏こそ意図的にエクササイズをしてカラダを鍛えましょう。
そして運動後にカブ飲みしがちな清涼飲料水ですが、なるべく糖質が少ないものや麦茶などを選びましょう。
食生活の見直し
食べやすいからと言って、麺類ばかりの食事や、冷たいアイスクリームやかき氷ばかり食べるのはやめましょう。
夏こそ栄養バランスには注意が必要です。
炭水化物ばかりではなく、肉、魚、大豆製品などのタンパク質や、食物繊維やビタミンが豊富な野菜や果物などを、バランスよく摂りましょう。
→ヨガ&アーユルヴェーダの知識を活用!食事を見直し暑さを乗り切ろう
睡眠をしっかりとる
夏は暑さで眠りが妨げられることも多いですが、睡眠の質が悪いと自律神経が乱れてしまいます。
夜間も気温が高くて眠れない日には、クーラーはつけっぱなしで寝るようにしましょう。
睡眠をしっかりとることは、夏バテ・夏太り予防につながります。
また、暑い日はシャワーで済ませてしまいがちですが、ぬるめでも良いので湯船に浸かるのがオススメです。
湯船でリラックスする時間をとることで、自律神経を整えることにつながります。
夏太り対策にはヨガがオススメ!
ヨガには「運動不足解消」や「自律神経を整える」などの効果が期待できるため、夏太りや夏バテ予防にオススメです。
ヨガは、呼吸法や背骨をほぐすポーズなどにより自律神経を整える効果があります。
また、ヨガポーズは内臓にも働きかけるため、夏の食生活で衰えがちな胃腸の機能を改善してくれます。
夏太りが気になる方は、週1〜3回程度のヨガがオススメです。
→夏バテ予防に効果的なヨガポーズ3選!ヨガで早めの夏バテ対策
夏太りの原因を知って対策を!
夏太りにはさまざまな原因が重なっています。
思い当たるものがあったら、今日から改善していきましょう!