そこでおすすめしたいのが、ヨガでリラックスをする方法。
今回は、リラックス効果が抜群に高いヨガポーズをご紹介していきます。
なぜヨガはリラックス効果が高いの?
リラックスのポイントはヨガの呼吸法
ヨガでリラックスできる最大の理由は呼吸法にあります。
ヨガのレッスンを受けた方なら実感できると思いますが、ヨガは大きく深く息を吐きながらポーズを取ることが基本です。
大きく深く息を吐くことで副交感神経が優位になり、カラダは自然にリラックスできるのです。
緊張していたカラダもほどけて、休息モードに入ることができます。
だからこそ、ヨガはリラックスにうってつけなんですね。
→リラックスに最適な瞑想の方法とは?簡単にリラックスできる瞑想のやり方を解説
筋肉を伸ばして心が落ちつく
ヨガで様々なポーズを取ることで、カラダのあらゆる筋肉が伸びたり縮んだりします。
この筋肉を伸ばしたり縮めたりするということが、心を落ち着け、リラックスできる大きなポイント。
筋肉を曲げ伸ばしすることで自律神経のバランスが整い、あなたをリラックスへと導きます。
また、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンも活性化するため、緊張やストレスが和らぎ、気持ちが前向きになります。
ヨガは気持ちを落ち着けて、且つ明るくしてくれる魔法と言っても過言ではありません。
ホルモンバランスを整えてリラックス
ヨガ筋肉を伸縮させることで血流が良くなり、内臓の働きも活性化します。
女性ホルモンと関係が深い卵巣も元気になりますので、女性ホルモンが健康に分泌されるようになり、生理痛や更年期障害の改善にであったり、お肌がキレイになるという特典も!
カラダが元気になって、おまけにキレイになったら、自信がついて明るい気持ちになりますよね。
また、女性ホルモンの分泌が安定すると心も安定するので良いこと尽くしです。
リラックス効果が高いヨガポーズ5選
ここからはリラックス効果の高いヨガポーズを5つご紹介するので、ぜひ一日の活動が終わった夜に行ってみてください。
以下のポーズを行ってから休むと、深い眠りにつきやすくなりますよ。
(1)バナナのポーズ
バナナのポーズで脇をグーッと伸ばすことで、緊張感が和らぎます。
左の脇を伸ばすと胃の働きが良くなり、右の脇を伸ばすと肝臓の働きが良くなりますよ。
- 仰向けになり、左足を一歩分だけ外側にずらす。
- 右足を左足の上に重ね、両手は頭の上に。
- 右の手首を左手でつかむ。(この時、左手が下側になるようにする)
- 上体を少し上げて、左側にずらす。
- 息を深く吐きながらグーッと気持ちよく伸ばす。この時、骨盤が床から浮かないように注意する。
- 1分間ほど気持ちよく伸ばして、①に戻る。
- 反対側も同じように行う。
(2)ワニのポーズ
ワニのポーズは全身の筋肉を緩めてくれるポーズなので、リラックスをしたい方にとてもオススメです。
また、下半身の歪みを整え、腰痛、ひざの痛み、神経痛などにも効果があります。
- 仰向けになり、両腕を真横に広げる。
- 息を吐きながら右の脚を持ち上げ、90度に曲げる。
- 息を吸って吐きながら、右足を90度に曲げたまま左側に倒していく。この時、肩が浮かないように注意する。
- 顔の向きを右側に向け、1分間ほど気持ちよく伸ばして①に戻る。
- 反対側も同じように行う。
→ヨガのワニのポーズとは?5つの効果と正しいやり方を徹底解説
(3)ガス抜きのポーズ
ガス抜きのポーズは、名前の通り心とカラダに溜まったガスを抜いてくれるポーズです。
不満やイライラ、ストレスを感じる時に同ポーズを行うことでリラックスできますよ。
- 仰向けになり、息を吐きながら右の脚を胸の前に引き寄せて5秒間キープする。
- 右の脚を床におろす。
- 息を吸って吐きながら、左の脚を胸の前に引き寄せて5秒間キープする。
- 左の脚を床におろす。
- 息を吸って吐きながら、両方の脚を胸の前に引き寄せる。気持ちよく30秒ほどキープ。
- ゆっくりと①に戻す。
→ヨガのガス抜きのポーズとは?5つの効果と正しいやり方をご紹介
(4)手足ぶらぶらのポーズ
寝る前に絶対おすすめなのが、手足を宙に浮かせてぶらぶらさせるこのポーズ。
他のポーズを行う余裕がない時でも、毎晩必ず行いたいくらい最適なリラックスヨガです。
足のむくみも解消してくれますので、長時間立ち仕事を行った日や長時間歩いた日にもおすすめ。
- 仰向けになり、両方の手足を天井に向ける。
- 手足をブラブラさせる。余裕があれば1分間くらいだるーくなるまでブラブラさせよう。
- ストンと落として、①に戻る。
(5)シャバアーサナ
ヨガを行った最後の締めに必ず行ってほしいのがシャバアーサナです。
究極のリラックスポーズと言われているので、シャバアーサナを行った後にそのまま布団をかぶってお休みください。
- 仰向けになり、両手の平を上に向ける。
- 頭をカラッポにし、床(あるいはベッド)に身を預ける。
- 5分~10分間そのままキープ。寝してしまってもOK。
リラックス効果が高いヨガポーズ5選まとめ
悩みや苦労が絶えない毎日の中に、癒し効果の高いヨガを取り入れることはとても大事です。
ガマンし続けで心身の疲労も限界にきている今だからこそ、丁寧に心とカラダを労ってあげてくださいね。
今回ご紹介した5つのリラックスポーズで、皆さんのストレスが少しでも和らぎますように。