ですが、「コーヒーが好きだけど、こんなに飲んで大丈夫かしら?」と心配になったりもしますよね…。
今回は、コーヒーの効果や1日に摂取するのに適切な量についてご紹介します!
コーヒーはカラダに良い?
コーヒーはひと昔前までは、「カラダに悪い」とも言われていましたが、近年では逆に、コーヒーは「カラダに良い」と注目されています。
コーヒーを毎日2、3杯飲む人は、全く飲まない人と比べて、ガンになる割合が低いという調査結果も出ているほど。
コーヒーには「カフェイン」や「ポリフェノール」が含まれており、それによってカラダにさまざまな良い効果が期待できるのです。
コーヒーの主な効果4つ
コーヒーを愛飲している方は多いですよね。
コーヒー大好きライターの筆者も、毎日数杯は飲んでいます。
ここではそんなコーヒーの、主な効果をご紹介します。
頭がシャキッとする
朝に「とりあえずコーヒー」という方も少なくありません。
それもそのはず、コーヒーに含まれる「カフェイン」には、頭をシャキッとさせてくれる覚醒作用があるのです。
コーヒーを飲んでいる方は、このシャキッと感を体感していますよね。
カフェインは、眠気を覚ます効果はもちろんのこと、脳を活性化させて集中力を高め、仕事のパフォーマンスアップにも期待ができるのです。
美肌効果も!?
コーヒーに含まれるものとしては「カフェイン」が有名ですが、実はコーヒーには「ポリフェノール」も多く含まれています。
コーヒーに含まれる「クロロゲン酸」というポリフェノールには抗酸化作用があります。
抗酸化作用とは、体内の活性酸素を取り除き、老化を防ぐ働きがあり、お肌のシワやたるみの予防をするアンチエイジング効果が期待できるもの。
また、コーヒーには利尿作用があるため、カラダの中の老廃物の排出を促し、ニキビや吹き出物を防ぐ美肌効果も得られるのです。
リラックス効果
コーヒーの香りは脳に良い刺激を与えてくれます。
香りによっては、脳からα波が出て、心身をリラックスさせてくれることが分かっています。
また、香りだけではなく、コーヒーに含まれるカフェインも、リラックス効果をもたらしてくれます。
代謝アップ
カフェインは、血行を促進する働きもあるため、代謝を上げる効果が期待できます。
代謝がアップすると、カロリーを消費しやすくなり、ダイエットにも効果が期待できます。
コーヒーは1日に何杯までOK?
1日に飲むコーヒーの量は、成人なら3~4杯ほどとされています。
コーヒーのカフェイン含有量は、100mlあたり60mgほど。
例えば、カナダ保健省では、1日のカフェイン摂取量の目安は、400mg以下と定められています。
しかし、カフェインの耐性は体質によっても異なるため、一概には言えません。
日本ではまだ、数値による具体的な規定はされていません。
カラダの調子を見ながら、自分に合ったコーヒーの量を見極めることが必要です。
コーヒーの飲み過ぎには注意!
コーヒーがカラダに良いとは言え、飲み過ぎには注意が必要です。
上記で述べたように、カフェインの耐性には個人差があります。
カフェインによって、眠れなくなったり、動悸がしたりなどの症状を引き起こすこともあり得ます。
また、カフェインはコーヒーだけでなく、エナジードリンクやコーラ、お茶などにも含まれています。
知らないうちに摂取し過ぎないように、注意が必要です。
コーヒーの美味しい淹れ方
コーヒーにはさまざまな淹れ方がありますが、ハンドドリップの中で最もポピュラーなものは、ペーパーフィルターを使うペーパードリップです。
コーヒー粉を紙でこすため、雑味がなく、すっきりとクリアな味わいが楽しめる方法です。
基本的なペーパードリップの淹れ方をご紹介します。
用意するもの
- カップ1杯分あたり、8~12gのコーヒー粉
- お湯
- ペーパーフィルター
- ドリッパー
- サーバー
ペーパードリップの淹れ方
やり方
- サーバーの上にドリッパーを乗せる。
- ペーパーフィルターのシール部分を折り、ドリッパーにフィットさせる。
- フィルターにコーヒー粉を入れる。
- ドリッパーを軽く揺すって、コーヒー粉を平らにならす。
- お湯を沸かす。(沸騰したお湯をフタを開けるなどして少し冷ました90度前後が目安)
- コーヒー粉全体に少量のお湯を中央から円をかくようにそっと注ぎ、20〜30秒ほど蒸らす。
- 2回目はたっぷり一気に注ぐ。3回目、4回目は注いだお湯が三分の一ほどまで減ったタイミングで注ぐ。ポイント注ぐカップにもお湯を入れて、あらかじめ温めて置きましょう。
コーヒーは適度に飲むことで健康効果も!
コーヒーを毎日飲む方には、コーヒーがカラダに良いのは朗報ですよね。
ですがもちろん、どんなものでも摂取のし過ぎは良くないもの。
自分のカラダに合った分量を見極めつつ、コーヒーを美味しく楽しみましょう!