知らないうちにできてしまったニキビ、なんとかしたいですよね。
私たちのカラダは口にしたものから作られているため、ニキビといったお肌も食事を見直することで改善できます。
今回は、ニキビを引き起こす原因とその栄養素や食べ物、そしてニキビ予防について紹介します。
ニキビができる原因
ニキビができる原因としては、
- 皮脂の分泌増加
- 毛穴や皮脂詰まり
- ターンオーバーの低下
- アクネ菌の増殖
などが考えられます。
このような肌トラブルが起こる原因として、
- バランスの悪い食生活
- 暴飲暴食
- 睡眠不足
- ストレス
- 喫煙
- ホルモンバランス
- 飲酒
- 季節の変わり目(乾燥)
- 肌の汚れ
などが挙げられます。
その中でも根本的な原因となるのが食生活!
というのも、食べたもので肌が作れているからです。
つまり、食べるものを見直すことができればニキビの肌トラブルは改善できるはずなのです。
ニキビの原因になる栄養素3選
ニキビの原因になり、良くない食べ物とはどんなものがあるでしょうか。
以前は、チョコレートやケーキ、ピーナッツなど特定の食べ物が良くないとも言われていました。
しかし、これを食べてはダメだというものは存在していません。
◯◯はダメ!というよりも、大枠で捉えて、その代表的な食材を避けることがニキビの原因を防ぐことにつながっていきます。
具体的にどんなものがニキビに良くないか挙げていきます。
脂質
脂質を摂りすぎると、ニキビの原因である皮脂分泌を増加させてしまうことになります。
特定の食べ物がニキビに直接影響は言えませんが、先に挙げたようなチョコレートやピーナッツなどは脂質が多い食べ物でもあります。
他にも揚げ物やスナック菓子といった食べ物の摂取頻度を気をつけていると、皮脂分泌そのものの改善につながるためニキビを防ぐことができますよ。
糖質
糖質を避けたい理由としては、糖質の代謝にビタミンB2を必要とするからです。
ビタミンB2は、肌の状態を良くするために必須の栄養素。
つまり、糖質を摂ることでビタミンB2がどんどん使われてしまうと、ニキビを引き起こすきっかけになってしまいます。
特に砂糖をたくさん使ったお菓子や、清涼飲料水などは禁物。
ニキビを作らないためにも糖質の摂取は抑えたいところです。
カフェイン
カフェインは覚醒作用があるため、自律神経を乱す可能性があるため避けたいものです。
糖質&カフェインたっぷりの砂糖たっぷりのコーヒーはニキビの原因なるイメージがつくので控えておきましょう。
ただしカフェインは取りすぎなければ悪影響を及ぼしません。
1日3杯以上飲む方はカフェイン過多傾向にあるため、少し控えてみるものいいですね。
このようにダメな食材というものは存在しないのですが、取りすぎや偏りすぎといったことは避けていきましょう。
ニキビを改善する栄養素3選
では、逆にとっていきたい栄養素を紹介します。
ビタミンB2
糖質を避けたい理由にもあったようにビタミンB2はニキビの改善に必要な栄養素です。
肌の角化を調整してくれるため、毛穴の詰まりや汚れを防いでニキビが作られにくい肌づくりには欠かせません。
市販されている「チョコラBB」もビタミンB2をメインに補ってくれる栄養補助食品です。
具体的な食べ物でいうとレバー、うなぎ、牛乳、納豆、大豆、卵、イワシ、ブリ、サバ、など肉類や魚にも多いです。
ビタミンB6
ニキビの根本原因でもある皮脂分泌を抑制し、ターンオーバーを促してくれます。
ニキビの原因になる栄養素にあった脂質は、ビタミンB6の消費を大きくしてしまいます。
そのため、脂質の摂取が多く皮脂分泌が多いことでニキビが発生するタイプの方はビタミンB6を積極的に摂るといいです。
具体的な食べ物でいうとマグロ、バナナ、イワシ、牛肉、豚肉、玄米、卵など。
ビタミンB2と同様、肉類や魚にも多く含まれています。
ビタミンA
最近注目している栄養素の一つがビタミンAです。
過剰摂取や妊娠期の方には使用の注意が必要ですが、皮膚や粘膜の健康を保つ働きがあるためニキビの改善にも期待できます。
肌を新しく生まれ変わらせたいといった方におすすめな栄養素。
具体的な食べ物でいうとレバー、卵黄、うなぎ、モロヘイヤ、ほうれん草、かぼちゃなどに主に緑黄色野菜に多く含まれます。
以上代表的な栄養素3つを挙げました。
他にも、
- たんぱく質
- ビタミンC
- 鉄分
- ビタミンE
などさまざまな栄養素が必要になってきます。
つまり、偏った食生活でいると自然とニキビができやすい体質にもなってしまいます。
もちろん今日挙げた栄養素や食べ物を摂取することも大切ですが、満遍なく食べることが大前提でもあります。
意外と多いのが無理なダイエットや忙しさがゆえに食が疎かになり、栄養不足になる方。
栄養不足な状態が重なり、ニキビなど肌荒れを繰り返してしまうタイプの人はまずは食事を見直してみてはいかがでしょうか。
きれいな肌はカラダの内側から
美しい肌づくりは外側のケアだけでなく、内側から根本的に変えていきましょう。
内側から変えることで継続的なニキビ改善に繋がっていくはずです。
今日ご紹介した栄養素を意識して、自分自身ができることは何だろうと考えるきっかけにし、習慣化してもらえると嬉しいです。