そんな気持ちを持っている人は多いのではないでしょうか。
あるいはかつてヨガにトライしたけれど、続かなかったという人の中にも「本当はヨガを続けたかった」と、モヤモヤを抱えていたりするのではないでしょうか?
ここでは自分にあったヨガを見つけ、ヨガを長く続けるコツについて詳しくご紹介。
2023年こそヨガを一生の趣味にしてみませんか?
老若男女、ヨガを続けたい、長い趣味にしたいと考える人が激増中!
コロナがなかなか終息せず、あらゆる行動や人とのコミュニケーションが制限されるなかで、なんとか活動量をキープして健康を維持したいと考える人が増えています。
その中でも注目されているのがヨガ。
ヨガなら畳一枚程度のスペースがあればでき、室内でいつでもでき、なんといっても一人でできる!
しかもヨガの運動量はハードなものからストレッチ程度のものまでバリエーションが豊富。
最近はオンラインレッスンや無料のYouTube動画配信なども豊富で、自分に合ったものを見つけることができれば長く楽しむことができます。
ですが、ヨガの種類は豊富すぎる!オンラインクラスもYouTubeも多すぎる?!
いったいこれだけのヨガ情報から、どうやって自分にぴったりのヨガを選べば良いのでしょうか?
まずは運動量やレベルについて確認、色々なレッスンを受けてみよう
ヨガといえば一般的には「ゆったりとしたストレッチの延長」をイメージすると思いますが、ヨガの流派によっては汗が滴り落ちるほどの運動量があるものから、瞑想や呼吸の練習に終始するようなものまで実はさまざまです。
自分がどのようなヨガをしたいのか、どれくらいの運動量を希望しているのか、あるいは運動ではなく呼吸や瞑想を練習したいのか、ヨガをはじめる前に「自分がヨガに何を求めているか」を明確にしておく必要があります。
対面のヨガであれば事前に問い合わせをする、オンラインヨガやYouTubeでも概要欄などをチェックして、自分の希望が叶うクラスかどうかを事前に確認しましょう。
自分の希望とクラスの趣旨が違うと「こんなはずではなかった」となりかねませんが、その1回の経験で「ヨガは合わなかった」と思ってほしくありません。
自分の好みがよくわからないなら、最初はいろいろなスタジオや異なる先生から違ったヨガを受けてみるのもあり。
ヨガってこんなにいろんな種類があるの?いろんなレベルがあるの?と驚かれると思いますが、自分にピッタリのものが一度で見つかる方がレアです。
少し時間をかけて色々なレッスンを受けて、これなら続けられそうというヨガの流派やレッスンを見つけましょう。
個人的におすすめなのは「ポーズの練習・呼吸法・瞑想法」が、時間内でバランスよく組み込まれているタイプのレッスンです。
対面でもオンラインでもレッスンの目的やテーマを汲み取り参加する
対面でもオンラインでもいきなりポーズに入る先生は少なく、ほとんどのインストラクターがクラスの最初にわずかな時間でも「そのクラスの目的」や「クラスのテーマ」などを話してくれるはずです。
目的やテーマは「脚やせ」「お腹やせ」「腕やせ」、あるいは「ツイスト」「バックベンド(後屈)」などフィジカルな場合もあれば、「呼吸が大切」とか「チャレンジポーズがあってもできないことを楽しむ練習をしてほしい」といった、どちらかといえばどのような心構えで練習をすべきか、というケースもあります。
あるいは「サマスティティヒ(安定)」とか「アヒムサ(非暴力)」といったヨガの言葉を使ってテーマを掲げるケースもあります。
他にも「朝」「夜」や季節にあったテーマを掲げるケースも多いです。
どれが正解ということはありません。
自分がそのレッスンを受けて心地良いかどうかがすべてなので、色々トライしてみるしかありません。
ただ、そのテーマを理解し、そのテーマや目標を意識してヨガをするのとしないのでは効果が違いますので、インストラクターの意図を汲み取って練習に取り組むようにしましょう。
色々な目的やテーマのレッスンを受けることでヨガの多様性やヨガが、あらゆる場面で役立つことに改めて気がつくはずです。
インストラクターがいなくてもヨガができるようになるまで続ける
きっかけは自分の必要な運動量や目的に応じた練習からはじめて良いと思います。
ただそれだけでヨガは終わりません。
ヨガの本当の素晴らしさは、生活に生かせるようになってから感じられるもの。
そしてヨガで最も大切なことは、ヨガの効果を自分で体感することです。
ポーズを真似てみる、やり方を教えてもらう、ヨガ哲学の知識を教えてもらうだけではなく、それを自分の生活の中で実践したときにどう感じ、どう変化するかを体験することが何よりも大切です。
今はオンライン上の無料レッスンも多いので、そういったものを利用して満足してしまう人も多いと思いますが、慣れてきたらできればそういったものから離れ「今の自分に必要なポーズや練習が自分でわかるようになる」まで続けてほしいと思います。
つまり、無料でも有料でも「先生のインストラクションがないとできない」というところから卒業するのがステップ3です。
ポーズでも呼吸法でも瞑想法でも、先生に言われるままに行うのではなく、「今の自分に必要なものが瞬時にわかるようになる」までヨガの練習を続けることで、初めて日常生活にヨガを取り入れ生かすことができるようになります。
例えば地震などが起こってパニックになった時、コロナでヨガスタジオがクローズになった時、そこまで大きなレベルではなくても例えば遅刻しそうになって急いでいる時や、スマホのバッテリーがなくなりパニックになりそうな時、頭痛や冷え・むくみに悩まされるような時にも、ふっとヨガの呼吸法や知識が頭に浮かびます。
それを実践して心を落ち着け体をリフレッシュできるようになると、ヨガの恩恵を心から実感できるようになり、その時にはじめて「これは一生続けられる、いや一生ものになっている」と思うはずです。
さまざまなバリエーションのヨガを練習したことや、目的やテーマに応じた練習がストックされてくることでこのレベルに到達します。
自分でできるけれど、自己流にならないようにレッスンにも参加する
ヨガの知識や経験が溜まってくると、自分で自分に必要なヨガを教えられるようになってきます。
つまり、これがセルフプラクティスです。
でもそれが行き詰まることもありますが、自分では気づかない体の使い方の癖などは誰でも出てきます。
特に自分が苦手なことや嫌いなことは、セルフプラクティスでもなかなか実践できないでしょう。
苦手なことや嫌いなことは、「自分には不要なこと」ではありません。
そういったことも気づきや学びの大切な機会です。
そのような機会を敢えて設けるためにも、時々インストラクター指導のクラスに参加することが大切です。
「ヨガの実践の80%はセルフプラクティスにあるけれど、20%はインストラクターを活用して深めていく」という状態になると、ヨガは確実に自分のものになって一生続けられる趣味になりますし、人に教えることもできるでしょう。
ヨガの知識で健康で楽しい人生を
ヨガをこれからはじめたい人、これまでに挫折してしまった人も、ぜひ上記のステップで改めてヨガに取り組んでみてください。
一人一人がヨガの知識を使って、自分の健康を自分で守れるようになることを願っています。