首を直接揉むより効果的!首こり・肩こりに効果あるハンドマッサージ

寒さが増すこれからの季節、首こり・肩こりがある方はその症状がますます強くなるはずです。

首こりや肩こりに長年お悩みの方は、どうすれば楽になるのか自分なりの処方箋を持っているのでは?

その一つがヨガだったり、お気に入りのマッサージ店への駆け込みだったりするはず。

そこにプラスアルファしてほしい方法がハンドマッサージ。

きちんと行えば、即効性も高く効果も抜群なので、本記事を読みながらぜひお試しくださいね。

秋冬は肩こり・首こりが起こりやすい季節

秋冬は肩こり・首こりが起こりやすい季節

一年の中で秋冬はもっとも首こり・肩こりが起こりやすい季節。

その理由は4つ!

まず「寒くなるから」。どうしても寒くなることで肩に力が入ります。

「寒い〜」と表現するときに、誰でも肩が耳方向に持ち上がると思いますが、無自覚でその状態になっていることが増えてしまいます。

そして、もう一つが「衣類が重くなるから」。

寒さが厳しくなるにつれ、着衣の枚数は増え、マフラーや耳当てなど、防寒グッズも増えていきます。

コートの重さも侮れません。

首や肩に重さがのしかかることで血流が悪くなったり、動きが制限されることで運動不足になったりし、首肩はますますカチコチになってしまうのです。

そして、3つ目が運動不足。

寒いとどうしても体を動かすことが億劫になりがち。

最後が「乾燥」。

肌が乾燥すると筋肉の動きは制限されますが、首や肩の皮膚も秋冬はどんどん乾燥し、動きが制限されてしまいます。

これら4つの理由から一年の中でも秋冬は首こり・肩こりが起こりやすく、重症化しやすい時期になるのです。

でもこまめにケアすることで首こりや肩こりは良くなるもの。

できるだけこりとは無縁に、楽しい秋冬を過ごしてほしいと思います。

ハンドマッサージが首こり・肩こりに効く理由

ハンドマッサージが首こり・肩こりに効く理由

首こりや肩こりが起こると、まずみなさん思いつくのがストレッチでは。

両指先を肩に乗せて肘を前や後ろにぐるぐる回したり、頭を肩に乗せるように左右に倒して深呼吸したり、首をぐるりと回したり。

もちろんこれらのストレッチや軽い運動には十分な効果が期待できます。

例えば、あの叶姉妹だって首の運動やストレッチを最適でも1日に6回は行うようにしているとSNSで話していました。

しかし、それに加えてハンドマッサージも追加してほしい理由があります。

それは首こりや肩こりの原因が「手や腕の誤った使い方」であることが多いからです。

女性でネイルをしている人は、無意識であっても指先を軽く沿った状態で指先ではなく指の腹でPCやスマホを操作していることが多いのです。

この状態が長いと、首こりや肩こりはなかなかよくなりません。

本来指先は軽く手首側に向いているもの。

でも、爪の面が自分によく見えるように指先を伸ばしている状態は、指先まで力を入れている状態です。

この状態が積み重なることでも疲労は蓄積し、繋がっている腕や肩に負担がかかります。

他にもスマホを持っているときは手のひらが上になって手首が捻れていますし、包丁や鉛筆などを握っている時も手に力が入っていることが多いです。

こういった日常の「当たり前の動作」で体に無意識の力が入りっぱなしになっていることは多く、それが歪み・ねじれ、そして首こりや肩こりの原因になるケースは非常に多く見受けられます。

首こり・肩こりを速攻で解消するハンドマッサージの方法

首こり・肩こりを速攻で解消するハンドマッサージの方法

それでは首こり・肩こりに効果のあるハンドマッサージを一緒に行いましょう。

効果をより体感していただくために化粧水やハンドクリームを使いますが、なくてもできますのでご安心ください。

まずは自分のこりを確認するチェックテストを行います。

【チェックテスト】

  1. 正面を向いて座ったらゆっくり左右を振り返り、後ろに何が見えるか(どこまで見えるか)覚えておく。
  2. 顔を天井側に頭を持ち上げ、首がどこまで反れるか(天井の何が見えるか)を確認し、覚えておく。
  3. 手をパーにしてどれくらい開くかチェック

【首こり・肩こりを解消するハンドマッサージ】

  1. マッサージする方の手に化粧水を馴染ませ、さらにハンドクリームを伸ばす
  2. 手首を内側に折り10秒〜20秒キープ。イタ気持ちいい範囲で呼吸もして
  3. 手首を天井側に折り10秒〜20秒キープ。イタ気持ちいい範囲で呼吸もして
  4. 指の付け根に反対の手の親指を当てて、イタ気持ちいい強さでぐるぐると円を描くようにマッサージ(5本の指の付け根全て)
  5. 指1本1本を根本から爪の方向に向かって円を描くようにマッサージ
  6. 反対の手の親指の第一関節で手のひら全体をくまなくほぐす
  7. 反対の手で手首をつかみ手首を両方向に10回ずつ回す
  8. 肘から手首までの前腕を内側、外側両方ともいた気持ちいい程度にほぐす。特に、肘のすぐ下の外側の盛り上がり部分はしっかりほぐす
  9. 肘上も握りながらほぐす
  10. 反対の手も同様に行う

さて、両手のハンドマッサージが終わったら、もう一度チェックテストを行いましょう。

左右にしっかり振り向くことができ、上に頭を向けても後ろがずっとよく見えるようになったはず。

手のパーもかなり大きく開けるようになったのでは?

このように手から腕のこわばりを取っただけでも首や肩の可動域は上がり、こりもなくなって楽になるのです。

ハンドマッサージにおすすめのグッズ

出典:amazon.co.jp

なくても大丈夫ですが、ハンドマッサージの際はハンドクリームを使うとより効果的です。

マッサージの際に摩擦から皮膚を守るという効果もありますが、それ以上に皮膚に潤いが戻ってくると関節の可動域が上がるからです。

試しに片手にだけハンドクリームを塗って手をグーパーしてみると、マッサージをしなくても塗ってない方よりよく開き、動くはず。

さらに、手の皺やささくれなどが気になる方は、ハンドクリームの前に化粧水を馴染ませてからクリームを塗るとさらに効果が上がります。

爪の根元にネイルオイルを塗りながらマッサージするのもおすすめです。

ハンドマッサージおすすめのタイミング

ハンドマッサージおすすめのタイミング

ハンドマッサージのおすすめのタイミングは就寝前、休憩中などを中心にいつでもOKです。

日中スマホをいじる回数を1回減らしてハンドマッサージをしてみてはいかがでしょうか?

トイレの後に手を洗うタイミングも、ハンドクリームをぬるのにぴったりなので、気分転換をかねてハンドマッサージをしてみてください。

まとめ

いかがでしたか?

ハンドマッサージにはリラックス、ハンドケアだけでなく首凝り肩こりのケアなど嬉しい効果がたくさんあります。

1日に数回、心をこめてハンドマッサージをする時間をぜひ作ってみてくださいね。

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