でも、温まりやすいカラダを手にいれたら、寒い季節も楽勝だと思いませんか?
ヨガはカラダを温まりやすく改善してくれるものなのです。
そこで今回は、寒い冬を乗り越えられるヨガポーズをご紹介します。
寒いときにカラダが温まらない、寒がりな人の特徴
気温が高くても寒そうにしている人もいれば、気温が低くてもTシャツ一枚、なんて人もいますよね。
カラダが温まりやすい人がうらやましい…。
いったい何が違うのでしょうか?
カラダが寒くなりやすい人の特徴を探ってみましょう。
特徴①:筋肉が少ない
女性は男性に比べると筋肉が少ないもの。
女性に冷え性が多いのもそのためです。
「運動なんて、学生の頃以来ちゃんとしてないなぁ〜」なんて人は、筋肉が昔よりかなり減っている可能性も…。
筋肉はカラダの中に熱を作ってくれるので、筋肉の量が多いと体温が上がります。
基礎代謝も上げてくれ、温かくやせやすい体質になれるのです。
特徴②:ストレスがたまっている
意外かもしれませんが、ストレスも冷えの原因のひとつ。
社会人にストレスは付きもの。
仕事などで忙しく、緊張感のある状態が長く続くとことで、交感神経がオンになりっぱなし。
交感神経がオンの時は筋肉も緊張しています。
そんな状態が長く続くと血行不良を起こし、カラダが冷えてしまいます。
特徴③:ダイエットをしている
女性なら誰でも一度したことがあるダイエットですが、そんなダイエットも冷えの原因になります。
食べ物はカラダを温めてくれる大事な要素。
特に体温より温度が高いものを飲食することでカラダは温まりやすくなるのです。
そして無理なダイエットは筋肉を減らしてしまいます。
さきほどもお伝えしたとおり、筋肉の減少は冷えの大きな原因になります。
ダイエットをする時は無理がないようにしましょう。
寒いときにカラダを温めるにはヨガが効果的な理由
他のスポーツに比べると、運動量が少なそうなヨガ。
実は想像以上にインナーマッスルや体幹を鍛え、筋力アップしてくれるもの。
そして、ヨガは普段より深い呼吸を促し、副交感神経を活性化させてくれます。
日常的なストレスで乱れがちな自律神経のバランスを整えてくれるのです。
ねじったり伸ばしたり、普段は使わないカラダの部分を使ってポーズをすることで、全身の血行促進にもつながります。
毎日少しのヨガを取り組むことはカラダを温めると共に、温まりやすいカラダを作ってくれる優れた対策なのです。
寒いときにカラダを温めるヨガポーズ3選!
カラダを中から温めてくれるヨガポーズを3つご紹介します。
カラダを温めるヨガ①:半分の魚の王のポーズ
ねじりのポーズとも呼ばれ、ヨガの代表的なねじりのポーズです。
ねじることで内臓を活性化し、血液が循環してカラダを温めます。
胃腸機能の促進、女性にうれしいウエストまわりの引き締めにも効果あり。
半分の魚の王のポーズのやり方
- 右ヒザは立て、左足はあぐらのように床につけて座り、左のヒザがおへその前に来るように持ってくる。
- 右足を左足の太ももの横に引っかける。
- ゆっくり息を吸いながら、左手を上に伸ばす。
- 息を吐きながら右におへそからねじり、左手のヒジを曲げて右ヒザに引っかける。
- このまま数回呼吸する。
- 手足をゆっくり解放したら、反対側も同じようにやる。
ポイント
背筋が丸くならないように、気をつけましょう。
息を吸う時、一緒に背骨を上に伸ばすのを意識するといいでしょう。
丸くなってしまうと、上手くオナカからねじれません。
カラダを温めるヨガ②:橋のポーズ
ハーフブリッジのポーズとも呼ばれるポーズで、オナカから温めてくれます。
下半身を反らせて大きくストレッチすることで、股関節のストレッチ、下半身の血行促進、内臓の活性化、冷え性にも効果あり。
橋のポーズのやり方
- あお向けに寝てヒザを曲げ、カカトが手で触れるくらいまで足をお尻に近づける。
- ゆっくり息を吸って、吐きながら足の裏を床に押し、骨盤を持ち上げる。
- 余裕があったら手を背中の下に持っていき、指を組む。うで全体と手で床を押し、更に骨盤を持ち上げる。
- このまま数回呼吸する。
- 手を解放し、ゆっくり骨盤を床に下ろす。
ポイント
息を吐く時におへそを意識して、少しおへそを凹ますようにするとオナカまわりの燃焼が感じられるでしょう。
足とヒザは同じ方向を向いているように気をつけましょう。
ばらばらの方向だとヒザや足首に負担がかかってしまいます。
カラダを温めるヨガ③:英雄のポーズ1
英雄のポーズは1、2、3とあり、その中の1に該当します。
戦士のポーズとも呼ばれ、全身血行を促進してカラダを温めます。
全身の強化が出来るポーズで、体幹も鍛えられます。
英雄のポーズ1のやり方
- 手を横に広げ、両足を手首の下くらいの位置まで広げて立つ。
- 左足の先を左手と同じ方向、右足は45度くらい内に回転させる。
- 骨盤と上半身をくるっと左に向けて、息を吸う。
- 吐きながら両手を上に、左足を90度まで曲げる。
- このまま数回呼吸する。
- ゆっくりヒザを伸ばす。反対も同じようにやる。
ポイント
足の小指やカカトがうっすらと浮いていないように注意しましょう。
きちんと床を押していないと筋肉が働きません。
ヒザは足先と同じ方向を向いているかも気をつけましょう。
ヒザと足先の方向がずれると関節に負担がかかってしまいます。
→ヨガの英雄のポーズとは?英雄のポーズ1〜3の正しいやり方と効果を徹底解説
寒い冬はヨガで温まろう!
ストーブをたく、厚着をする、暖かい物を食べるなど、寒いときカラダを温める方法はたくさんありますが、ヨガは身ひとつでカラダを温めることができる、とっても便利なもの。
カラダが冷えやすくお困りの方は是非、今日から3つのヨガポーズ始めてみませんか?
カラダが温まるヨガポーズまとめ
毎日数分の努力で温まりやすいカラダに改善しましょう!