血管年齢を若返らせるストレッチ&ヨガポーズ5選

あなたの血管年齢、大丈夫ですか?

普段あまり気にしない血管ですが、実は血管も徐々に老化するんです。

ストレス社会かつ、洋食が増えた現代の私達の血管年齢は、実年齢よりも5歳~10歳ほど老化しがちだとも言われています。

そこで今回は、老化しがちな血管を若返らせるストレッチやヨガをご紹介していきます。

血管が老化するとどうなるの?

血管の老化の原因は?

血管が老化すると言われても、ピンとこないかもしれませんね。

血管が老化すると弾力を失って硬くなり、血流の流れが悪くなってしまいます。

血流が悪くなることで、酸素や栄養素が細胞になかなか行き渡らなくなります。

その結果、

  • カラダが疲れやすくなる
  • 髪のツヤがなくなる
  • 肌荒れの原因になる

など、健康・美容に大きく影響しますよね。

また、血液は熱を運ぶ役割もしていますから、血液の流れが悪くなることで冷えの原因になるわけです。

さらに、血管が老化すると脳梗塞や心筋梗塞といった「血管病」のリスクも高くなってしまいます。

血管の老化で、重大な病気を招いてしまうことがあるわけなんですね。

血管の老化の原因は?

血管の老化が進む主な原因は以下です。

  • ストレス
  • 不摂生
  • 脂っこい物の食べ過ぎや、お酒の飲みすぎ
  • 喫煙習慣
  • 寝不足
  • 塩分の多い食事

などなど、これらが血管の老化が進む原因になってしまいます。

しかし、血管を若返らせる方法もしっかりありますよ。

では、さっそくその方法を見てみましょう。

血管若返りのポイント

血管若返りのポイント

生活習慣

血管を若返らせるポイントの一つは、生活習慣を改善することです。

例えば、塩分は血管を痛めてしまい、血管の老化を進める原因になります。

塩分の摂りすぎには注意しましょう。

大豆、モロヘイヤ、海藻類などは、塩分をカラダから追い出す手助けをしてくれますのでオススメですよ。

また野菜も塩分を排出する働きがあるので、積極的に摂るようにしましょう。

納豆や豆腐などには、血液をサラサラにする働きがありますので、これも積極的に食事に取り入れるようにしてみましょう。

栄養バランスの取れた食事をしっかり取って、お酒やタバコは控えること。

生活習慣を改善してみるだけで、血管は若返りますよ。

柔軟性

もう一つ大事なことは、カラダの柔軟性です。

カラダが硬いと、血管も硬くなってしまうんです。

血管はカラダの中にあるわけですから、カラダの硬さと血管の硬さが比例しているのもうなずける話ですね。

ですから、血管を若返らせるにはカラダの柔軟性も重要になってくるわけです。

そんなわけで、カラダの柔軟性を高め、血管をやわらかくしてくれるストレッチやヨガをご紹介していきましょう!

血管を若返らせるストレッチ&ヨガポーズ5選

ひざ裏伸ばし

ひざ裏伸ばし

ひざが硬くなっていませんか?

ひざを伸ばしてあげることで、ひざ裏の血管を柔らかくストレッチしていきましょう。

やり方

  1. 両脚を伸ばして座る。背筋はできるだけ伸ばしておこう。
  2. 右脚を引き寄せ、両手で右足を持つ。
  3. 息を吐きながら右脚を上に伸ばす。できるだけ、ひざの裏をしっかり伸ばそう。かかとをつきだしにすることでふくらはぎのストレッチも同時にできるので、しっかりとかかとはつきだしにしておこう。5秒間伸ばしたら、ひざをゆるめる。これを3回繰り返す。
  4. 反対足も同じように行う。

肩回し

肩回し

肩をやわらかくほぐすことで、上半身の血管をストレッチしていきましょう。

やり方

  1. 背筋を伸ばして、椅子に座る。両手の指先を肩に乗せる。
  2. カラダの前で両ひじをくっつける。
  3. 両ひじを大きく一周回して、再び、カラダの前で両ひじをくっつける。
  4. 両ひじを先ほどと反対回しに回して、カラダの前で両ひじをくっつける。
  5. ③と④を交互に行う。これを10回繰り返す。

たすきがけ

たすきがけ

肩回り、肩甲骨回りのストレッチで、さらに上半身の血管をやわらかくしていきましょう。

やり方

  1. 右腕を上に伸ばす。
  2. 右ひじを曲げる。
  3. 左腕を下から背中の方に回す。
  4. 右手と左手を背中側でつなぎ、そのまま10秒間キープする。
  5. 反対側も同じように行う。

右手と左手を背中側でつなげないという方も、たくさんいらっしゃると思います。

そんな方はタオルを使いましょう。

やり方

  1. タオルを右手で持って、右腕を上に伸ばす。
  2. タオルを持ったまま、右ひじを曲げる。
  3. 左腕を下から背中の方に回し、タオルをつかむ。
  4. タオルをたぐりながら、右手と左手をできるだけ近づけてみる。そのまま10秒間キープする。
  5. 反対側も同じように行う。

前屈のポーズ

前屈のポーズ

前屈をすることで、全身の血管をやわらかくしていくことができます。

カラダが硬い方は苦手意識があるかもしれませんが、毎日続けていくうちに徐々に柔らかくなってきますから、あきらめずに挑戦してみましょう!

やり方

  1. 両脚を伸ばして座る。
  2. 両手を前に伸ばす。
  3. 息を吐きながら、上半身を45度まで前に倒す。この時、背筋はなるべく伸ばしておく。
  4. 息を吸いながら、②に戻る。
  5. 息を吐きながら、上半身を45度、後ろに倒す。この時、背筋はなるべく伸ばしておく。
  6. 息を吸いながら、②に戻る。
  7. 息を吐きながら、上半身をできるだけ前に倒す。この時、背筋はなるべく伸ばすことを意識する。
  8. もしできたら、手のひらを上に向けて、足の親指を親指と人差し指でつかむ。できなくてもOK.
  9. もし足の親指をつかめたら、息を吐きながら、ひじを床に近づけていく。足の親指をつかむのがムリだった場合には、息を吐きながら、さらに上半身を前に倒せるか試してみる。
  10. 息を吸いながら、元に戻る。

コブラのポーズ

コブラのポーズ

背中を反らすポーズも行って、背中側の血管もやわらかくしていきましょう。

やり方

  1. うつぶせになる。両手のひらは床につける。指先が肩のラインよりも前に出ないように気を付けよう。
  2. 息を吐きながら、額を上げる。
  3. 息を吸って吐きながら、顔を上げる。
  4. 息を吸って吐きながら、胸をそらせる。
  5. 息を吸って吐きながら、お腹をつけたまま、なるべくカラダを反らせる。
  6. 息を吸って吐きながら、ひじをしっかり伸ばしきる。そのまま天井の方を見上げて、10秒間キープする。
  7. ゆっくりと①に戻る。

ヨガのコブラのポーズとは?得られる驚きの効果!正しいやり方を徹底解説

まとめ

血管年齢を若返らせるストレッチ&ヨガポーズ5選

難しいことはできないという方は簡単なことから始めてみて下さいね。

ちょっと歩く時間を増やしてみるだけでもOK.

一日10分間だけでもいいから、外で歩くということを続けるだけでも血管は若返ります。

毎日続けることが肝心ですから、できることから行って血管の若返らせましょう!

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