- 星空や月を見て感動し心が洗われるような経験はありませんか?
- 山や海に行って清々しい気持ちになったことはないですか?
これらに共通しているのは「自然」であること。
自然とは本来のあるべき姿、人が生まれた時と同じ無垢なエネルギーです。
私達は日常生活の中で多くのストレスを受け、心と身体は本来のエネルギーが減少し弱っています。
しかし、人は自然に触れると五感が刺激され本来持っている自然治癒力を高めることができるのです。
そこで今回は、心と身体を癒し整える究極のリラクゼーション「癒しの月ヨガ」を紹介していきます!
癒しの月ヨガとは
月の満ち欠けのサイクルは29.5日です。
日々変わるゆく月のエネルギーと、生活の様々な影響により《ゆらぐ》私達の心身とは深い関係があります。
新月から満月までの期間を「アクティブ期」、満月から新月までの期間を「デトックス期」と呼びます。
「アクティブ期」は月が満ちていくように様々な栄養を吸収していく姿勢でヨガと向き合い、「デトックス期」は月が欠けていくように老廃物を排出する姿勢で向き合う。
月には「月星座」というものが存在し、月の満ち欠けの間、約2.5日ごとに次の星座へと移動します。
月星座には人間の身体と「リンク」する箇所があり、リンクする箇所を手当てすると普段の何倍も回復し、反対に負担をかけると怪我につながる恐れもあります。
「癒しの月ヨガ」は月のサイクルを意識し、その日の「月星座」に合わせたアーサナ、道具に身を委ねながら五感を刺激する「ヨガニドラー」を行い、体と心を本来の姿(自然体)に戻し整える究極のリラクゼーションです。
月の満ち欠けとは?
月は29.5日を1周とし新月から満月を繰り返しています。
これを<月の満ち欠け>といいます。
月が光っているように見えていますが、実際には月そのものは輝きません。
地球から見て太陽の光を反射した月が光って見えていることを表します。
始まりを表す新月は「月」が太陽と地球に挟まれた順番で、太陽の光を反射した《月》を目視できない状態、つまり月は黒く何も見えません。
満月は「地球」が太陽と月に挟まれた順番で並び、月は太陽の反対方向にいるので、太陽が沈むとほぼ同時に東から昇り太陽の光を浴びることが可能なため、まん丸く見えます。
この満ち欠けにより、地球には
- 満月の日、地球は太陽と月に挟まれているため、それぞれの引力に引き寄せられて強く影響を受ける
- 「月の引力」によって発生する潮の満ち引きがが最大になる(大潮)
- 外に引っ張られる力がとても強いため、満月の日には人間も動物もお産がスムーズに行われるケースが多い
- 生理の周期と月の満ち欠けの周期はほとんど同じで、密接な関係がある
といった相関関係があります。
現代の女性はストレスによるホルモンバランスの乱れ、ブルーライトによる眼精ストレスや脳への疲労蓄積が原因で生理不順やPMS症候群に悩む方が多いです。
本来持った「自然体」の身体であれば、月の周期に近い流れで生理は起こり、症状も軽くなります。
満月は強い引力の他に「溢れる力」「満ちる力」が最大になり、ここに生理が重なれば「排出力」とリンクしスムーズに行われます。
ゆらぎとは?
「ゆらぎ」には大きく分けて2種類あります。
心地良いゆらぎ
音を例にすると、最も人に心地よく感じられるのが「1/f」ゆらぎの周波数です。
これは一定のリズムを持ちながらも完全に同じリズムではなく、時に間が空いたり早くなったりと予想がつかない不規則さを持っています。
自然に例えると、波には大波、小波という「ゆらぎ」があり、風にはふっと止んでみたり、そよ風になってたり、強く吹いてみたりと変化します。
こういった予想できそうでできないゆらぎを私達は心地よいと感じます。それが「自然」だからです。
心地悪いゆらぎ
テレビの「ザー」というようなゆらぎ方は規則性だけがあり、意味のない騒音と認識され不快と受け取るのです。
一定すぎて変化がないことや強い刺激だけが続くことというのは私達に「ストレス」や「苦痛」をもたらします。
我々の心と身体にも「ゆらぎ」に等しい【身体、感情、知性】というバイオリズムがあります。
- 身体=体力・耐久力・抵抗力・スタミナなど
- 感情=気分・神経・直感・感受性・創造力など
- 知性=知力・思考力・記憶力・分析力・判断力・集中力など
これらは「ゆらぐ」のが当然のことで、ゆらいでこそ「自然体」なのです。
スポーツの世界に「休むことも仕事の内だ」という言い伝えがあるように、私達が平穏な日常を送るためには積極的に「回復」をする必要があります。
道具に身を委ねるとは?
「リストラティブヨガ」というヨガのスタイルからきている言葉です。
ヨガの道具(プロップ)を使い身体を支え、心身がリラックスする姿勢に整え深いリラックスに導きます。
自然に入りやすい身体の緊張すらも全て解放させていくため、完全なる脱力した身体になることができます。
1人1人の骨格や歪みに合わせて道具を使用するため、怪我をされている方や高齢者の方、妊婦さんにも安全にも最適です。
「癒しの月ヨガ」では、仰向け姿勢で25分ほど「ヨガニドラー」を行います。
その際に道具で身体を補助した仰向け(シャヴァーサナ)を作ります。
自然治癒力とは?
「自分の力で病を癒したり治す自然の力」のことを言います。
例えば、
- 指に切り傷をつくり血が出てきても放っておくといつの間にか治ってしまう
- 風邪を引いても、よく眠り栄養を摂っていればいつの間にか治っている
これこそが「自然治癒力」。
乱れたバランスと調和を取り戻そうとする我々「人間」に本来備わった働きです。
病という目に見える不調、現代人の多くが抱えている目に見えないマインドの不調、どちらも「自然治癒力」を高めることでほとんどの場合は改善します。
自然治癒力を高めるには「運動」「呼吸」「マインド」「食事」を整え「免疫力」を上げることが必要な条件になります。
4つの条件全てに共通しているのは「ストレス」を軽減し、免疫力が上がること。
「正しい呼吸」「適切な運動」「心の安定」は「自律神経系」のバランスを整える効果があります。
自律神経には免疫機能を整える働きがあり、特に心の状態をリラックスさせると脳の中の前頭葉や間脳の働きが良くなります。
心と身体は繋がっているのです。
ストレスを軽減し、内なる力「自然治癒力」取り戻しましょう。
月星座って?リンクする身体の部分を紹介
自分の星座を答えられる人は多いと思いますが、月星座は答えられますか?
太陽星座は約1ヶ月間同じ星座が続き、1年で12星座を移動します。
月星座は約2.5日で次の星座に移動するため、約1ヶ月で12星座を移動します。
自分の月星座は、生まれた時に月が「何座」の位置にあったかを示しています。
各星座は私たちの身体や心に密接に関わる特徴があり、その日の月星座によってリンクする箇所が存在します。
リンクする部分を手当てすると普段の何倍も回復し、反対に負担をかけると怪我につながる恐れもあります。
ここでは各星座がリンクする身体の部分を紹介していきます。
各星座と身体の関係
- 牡羊座=頭、目、鼻
- 牡牛座=顎から首のあたり、歯、耳、咽頭、うなじ、甲状腺
- 双子座=肩、腕、手
- 蟹座=0胸、肺、胃、肝臓
- 獅子座=血液循環、心臓、横隔膜
- 乙女座=大腸、小腸、脾臓、膵臓
- 天秤座=腰、腎臓、膀胱
- 蠍座=生殖器、尿路
- 射手座=太もも
- 山羊座=膝、皮膚、骨
- 水瓶座=膝から下の足首まで
- 魚座=足(くるぶしから下の足)
「癒しの月ヨガ」はどんな人におすすめか?
「癒しの月ヨガ」は以下のような方々におすすめです。
こんな方におすすめ!
- ストレスを感じている方(脳が過緊張状態)
- 会社勤めや家事、育児で日々忙しく十分な休息がとれない方
- 睡眠障害を抱えてる方(寝付きが悪い、眠りが浅い、寝てるのに昼間に昼寝してしまう)
- PCやスマートフォンなどブルーライトにより眼精疲労を抱えてる方
- 腰痛でお悩みの方
- 便秘でお悩みの方
- 生理前症候群(PMS)、生理痛、生理不順を抱えてる方
- 瞑想をしたい方
- スポーツ選手(運動をよくする方も)
- 妊婦さん
- 妊娠を望む方
- 怪我をされてる方
- 高齢者の方
- リラックスヨガ、リストラティブヨガ、ヨガニドラーが好きな方(興味がある方)
癒しの月ヨガの主なプログラム内容
①月の満ち欠けに合わせて呼吸法の練習(プラーナヤーマ)
新月から満月までのアクティブ期の呼吸法
- ウジャイ・プラーナヤーマ:胸部を強くする、内臓を休ませ、脳を沈静化
- カパーラバーティ:集中力が高まる、呼吸器官、消化器官の増強
満月から新月までのデトックス期の呼吸法
- ナーディ・ショーダナ・プラーナヤーマ:浄化力を高めストレスや不安感を緩和させる
- 完全呼吸法:精神が落ち着きストレスを感じなくなる、消化促進効果、血液の循環を促す
ウジャイ・プラーナヤーマとカパーラバーティは妊娠中、生理中は避けましょう。該当する方はナーディ・ショーダナ・プラーナヤーマと完全呼吸法を行います。
②月星座に合わせたアーサナ
「月の星座って?リンクする身体の部分を紹介」で記述した内容から選びます。
③道具を使用した仰向け(シャヴァーサナ)で月星座を意識したヨガニドラーを行う
ヨガニドラーについての詳しい記事はこちら。
ストレス社会に生きる現代人は常に「過緊張」状態にさらされています。 携帯電話、SNSなど情報共有が便利になった一方で、脳はいつも刺激されることで「刺激」はストレスに変換され、慢性化や長期化、カラダのこわばりも重なり、心の病に悩む人も増[…]
「癒しの月ヨガ」をフルスタイルで行う場合には空間に五感を刺激する工夫を
工夫①
スタジオ内にプラネタリウム投影機を使用し、星空を演出します。
星空は自然の一部。五感の「視覚」を刺激します。
それまでの日常から急激なゆらぎの変化が起こり。脳内は非日常モードになり空間に集中しやすくなります(マインドフルネス)
工夫②アロマを取り入れる。
アロマディフゥーザーなどで空間を包みこみましょう。
五感の「嗅覚」を刺激します。
アロマは本能に直結しており、素早く心身をリラックスさせます。
フルスタイルで「癒しの月ヨガ」を開催しているスタジオはこちら▶︎ https://moon-emayoga.com/class/personal-lesson/
月の満ち欠けを意識し、1日のリセットを始めましょう
月の姿が変化するように私達の心身は絶えずゆらいでいます。
日々揺らぎ変わる中で、必要なエネルギーを補うように意識したり取り入れることで、いつでも健やかに暮らせるようになるのです。
「癒しの月ヨガ」を実践して頭で考えることをストップする時間を過ごし、その先に訪れる優しくて自由なマインドを手に入れてください。
目には見えないけれど全身に染み渡っていく癒しのエネルギー。
それこそが「癒しの月ヨガ」の恩恵なのです。
今日から身体と心のメンテナンスを始めてみましょう。