偏頭痛を予防するには瞑想?偏頭痛を予防する瞑想の環境・姿勢・やり方・注意点について

“偏頭痛を予防するための瞑想” はロックされています。 偏頭痛を予防するための瞑想方法
偏頭痛になると、カラダを動かすのもツラくなりますよね。

ツラい偏頭痛に慢性的に悩まされている人は瞑想で頭痛を和らげてみてはいかがでしょうか?

この記事では頭痛に偏頭痛の原因から対処方法としての瞑想のやり方を解説していきます。

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偏頭痛の原因は?

偏頭痛を予防するには原因であるストレスを瞑想で解消する

こめかみがズキンズキンと痛む偏頭痛。

偏頭痛のメカニズムは完全には解明されていませんが、ストレスが原因であることが多いとされています。

そのため、完璧主義や努力家の人、神経質な性格の人が偏頭痛になりやすい傾向に。

ストレスを感じると血管を縮小するセロトニンが分泌されるのですが、時間がたつにつれてセロトニンが減少していき、収縮していた血管が急激に拡張して偏頭痛を引き起こすのです。

特にひどい偏頭痛になると、吐き気がしたり、目がチカチカすることがありますよね。

日常生活に支障をきたすほどの偏頭痛の抱えている人にとって、頭痛薬は手放せません。

偏頭痛予防に瞑想?

偏頭痛予防には瞑想が効果的

しかし、頭痛が起こる度に薬に頼りきって、薬物乱用型頭痛に悩まされるようになったら本末転倒です。

実は、薬に頼らずに偏頭痛を予防することができるという報告があります。

その方法は瞑想。

アメリカのある研究で、偏頭痛の患者に対して2ヶ月にわたり瞑想をしたグループと瞑想をしなかったグループに分けて調べてみたところ、瞑想をした人たちが1.4回も偏頭痛の頻度が減ったと報告されました。

しかも、痛みの症状も軽かったという結果が。

瞑想によって、偏頭痛の主な原因とされているストレスをコントロールできるようになることで、結果的に偏頭痛の症状を緩和した可能性が高いとしています。

ほぼ毎週のように偏頭痛を起こす人や市販薬では痛みが収まらないという人は、瞑想を試してみましょう。

偏頭痛を解消できる瞑想方法

それでは、具体的に偏頭痛を予防する瞑想方法について解説をしていきます。

偏頭痛を予防できる瞑想方法

瞑想を行う環境

瞑想を行うには快適な環境であることが望ましいです。

理想としては、ずっと座っていても快適な温度と湿度、そして誰にもジャマされない静かなところ。

周りの音がうるさいのであれば、音楽を聞きながら行うと気にならなくなりますよ。

また、はじめのうちはラベンダーやカモマイルなどのアロマも活用するといいでしょう。

心地よい香りで、よりリラックスできます。

瞑想の姿勢

どんな瞑想でも、意識したいのが背すじを伸ばすこと。

猫背だと肺活量が低下して、十分に酸素が脳に運ばれません。

背すじさえ伸びていれば座り方はなんでも大丈夫ですが、初めて瞑想をするという人は安座でやるのが比較的とっつきやすいでしょう。

安座のやり方

  1. 両足を前に伸ばして座る。
  2. 右足を曲げて、かかとを左足の付け根に当てる。
  3. 左足を曲げて、かかとが右足の足首にあてる。
  4. 背すじを伸ばして、両手をラクな位置に置く。

ポイント

なかなかうまくできないという人は、クッションを利用すると安定しやすいです。

肩の力は抜いて、少し後ろに下げると胸が開けて呼吸がしやすくなります。

もちろん、イスを使っても大丈夫なので、姿勢を維持しやすい座り方で瞑想しましょう。

偏頭痛を予防する瞑想をするなら背筋を意識

瞑想のやり方

  1. 今ある息を吐ききり、オナカをへこませる。
  2. 4秒程度かけて鼻から息を吸い、オナカをふくらませる。
  3. 6秒程度かけてゆっくりと滑らかに鼻から息を吐いてオナカをへこませる。

    ポイント

    秒数にこだわる必要はありません。普段から慣れていない腹式呼吸にもかかわらず、呼吸を意識しすぎると上手くできずに脳への酸素が不足して頭痛を悪化させません。

    単純にできるだけ長く息を吐いたり、吸ったりすることを意識して行いましょう。

  4. この一連の流れをくりかえす。

なお、初めての人は瞑想をムリに長時間の行うと逆にストレスを感じて、頭痛を引き起こしかねないのでやめましょう。

はじめのうちは長くても10分ぐらいを目安にするのが最適です。

瞑想で頭痛を行うときの注意点

注意点①:食後は避ける

偏頭痛を予防する瞑想は食後2時間に

食後に瞑想をするのは避けましょう。

食べ物が消化されないうちは瞑想しづらいですし、何よりも消化の妨げになってしまう可能性があります。

瞑想をおこなうのであれば、食事をしてからできれば2時間後、少なくとも1時間はたってからやるようにしてください。

注意点②:リラックスを意識しすぎないように

リラックスを意識しすぎる瞑想は偏頭痛の悪化に

瞑想する際に、わいてくる雑念をなくしてリラックスしようとするのはNG。

リラックスすることを意識しすぎるとかえって、緊張してしまい頭痛を悪化させかねません。

どうしても気になるという人は、ただ鼻の中を通る空気を感じていると集中しやすくなります。

なお、普段から偏頭痛に苦しんでいる人が瞑想を行うと、終わったあとに頭痛が起こる場合があります。

瞑想を行うことで、リラックスして筋肉の緊張がほぐれた結果、急激な血流の改善から起こっているためです。

毎日のように瞑想を続けていくことで、頭痛が収まってくるので根気よく継続しましょう。

瞑想で頭痛とさよなら

継続的な瞑想で偏頭痛を予防

継続的に瞑想をおこなうことで、頭痛を解消することができます。

薬に頼るのと比べてすぐに効果はでませんが、瞑想を続けることで人間が本来が持つ快適さを取り戻すことができます。

毎日はムリという方でも、できる限りでかまいません。

曜日を決めて毎週継続的に少しずつ行うようにしましょう。

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