毒素排出できるカパラバティ呼吸法とは?効果は?注意点ややり方についてご紹介

火の呼吸(カパラバティ)で夏までに下腹マイナス5センチを目指そう!
ヨガには様々な呼吸法がありますが、カパラバディ呼吸法はその中でも代表的な呼吸法の一つ。

上級者向けの呼吸法ですが、花粉症やアレルギー性鼻炎、身体がだるいなどの症状を引き起こす毒素を排出する呼吸法として知られています。

そこで、この記事ではカパラバディ呼吸の概要から効果、注意点とそのやり方について紹介していきます。

元気がでてくるカパラバディ呼吸法とは?効果は?

カパラバディ呼吸法とは?効果は?

カパラバディ呼吸法は、ハタヨガから生まれた呼吸法。

サンスクリット語で、カパラは「頭蓋骨」や「前頭葉」、バディは「光る」という意味を持ち、その名の通りカラダを輝くようにキレイに浄化する呼吸法として知られています。

肺や腹筋、横隔膜をかなりしっかりと動かすので、インナーマッスルが鍛えられウエストを引き締める効果もあります。

カパラバディ呼吸法の効果

  • 肺、呼吸器系をキレイにする。
  • オナカの筋肉を強くする。
  • 酸素をカラダ全体に送る。
  • 消化器系の働きを改善する。
  • カラダを温める。
  • アンチエイジング効果や美肌効果がある。
  • 思考をクリアにする

呼吸法一つでこんなにも効果があるなんて信じられないかもしれませんが、科学的にもその効果が少しずつ解明されてきています。

ただ、カバラバディ呼吸法は比較的に難易度が高く上級者向けなので、次の点に注意しましょう。

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カパラバディ呼吸法を行うときの注意点

カパラバディ呼吸法を行うときの注意点

ヨガの呼吸法はゆっくりと深く呼吸するのが一般的ですが、カパラバディ呼吸法は非常にアグレッシブな呼吸法で過呼吸や頭痛を引き起こすなど危険性も高いです。

少なくとも完全呼吸や腹式呼吸法が自然とこなせるようになってから、信頼できる指導者のもとで一度は練習しましょう。

カバラバディ呼吸法は消化器系に負担がかかり消化不良や腹痛を起こしかねないので、必ず空腹時に行ってください。

朝起きてから白湯を飲んで、排泄した後が一番適してます。

少なくとも、食事をしてから3時間以上は時間をあけましょう。

カバラバディ呼吸法を行った後、すぐに食事をするのもできるだけ避けたほうが無難です。

だいたいカバラバディ呼吸法を行ってから30分以上経過してから、食事をするのが良いとされています。

また、妊娠中、生理中、高血圧や心臓疾患、腰痛のひどい人は危険ですので行わないでください。

カパラバディ呼吸法のやり方

カパラバディ呼吸法のやり方

それではカパラバディ呼吸法のやり方をご紹介しますが、万が一でも気持ち悪くなったら必ず休んでください。

カパラバディ呼吸法のやり方

  1. アグラもしくは正座して、背筋を伸ばして姿勢で座る。

    ポイント

    座り方は何でも構いません。首や肩には力が入らないようにラクにしましょう。

  2. 両鼻から息を吸いオナカをふくらませる。
  3. ゆっくりと口から息を吐き出す。
  4. もう一度、両鼻から息を吸いオナカをふくらませる。
  5. オナカに力を入れて凹ますことで鼻から息が自然とッフと息が出るようにする。

    ポイント

    オナカ(へそ)に意識を向けて行いましょう。

    また、大きな音を出す必要はありません。

  6. 自然と息を吸う。

    ポイント

    息をめいいっぱい吸うというよりも、意識しないでも空気を入ってくる程度の感覚で息を吸ってください。

  7. ⑤と⑥を1秒1回のペースを10回を目安に繰り返していく。

    ポイント

    あくまでも自分のペースで、できる速さ、回数でやりましょう。

  8. 上半身を前に傾けて、オナカの中にある呼吸を全て口から吐き出していく。
  9. 肩の力を抜いて、自然に息を吸う。
  10. 息を数秒程度止めて⑤から繰り返して3セット行う。

カパラバディ呼吸法に慣れないうちはゆっくりと動作を確かめるように行い、感覚をつかむことを優先しましょう。

慣れないうちから、完璧にやろうとすると酸欠になりがち。

感覚を掴んでから、息はリズムよく吐いていくなど通してやっていきましょう。

理想としては1分間に120回程度できるとベストですが、決してムリはしないでできる範囲でおこなってください。

カバラバディ呼吸法で浄化しよう

カバラバディ呼吸法で浄化しよう

カバラバディ呼吸法をヨガを行うまえに取り入れることで、カラダが温まり血行がよくなるので、ヨガの効果が更にアップします。

寒いこの時期こそ、カバラバディ呼吸法で固まった筋肉をほぐして、気持ちよく空気をとりこんでいきましょう。

心身ともにスッキリとなり、思考がクリアになるので、ぜひ実践してみてください。

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