みなさんは、どんなキッカケでヨガに興味をもちましたか?
この記事では、ヨガの魅力をお伝えするためにダンサーの筆者がヨガの中でもヴィンヤサパワーヨガに興味を持ち、ハマったキッカケについてご紹介します。
ダンスから始まったヨガとの出会い
ダンサーである筆者は、初めはダンススクールに留学だけのはずでしたが、気がつけばそのまま10年ほどニューヨークに住んでいました。
ヨガに出会ったのは、住んですぐの頃。
ニューヨーカーはヨガをやっている人も多く、ヨガ教室もあふれています。
値段もお手頃だったので、何気なく近所のヨガに行ってみたのがキッカケです。
ヴィンヤサパワーヨガの魅力
何気なくヨガをはじめた筆者ですが、びっくりするぐらいの運動量というヴィンヤサパワーヨガの魅力にとりつかれてヨガにハマることになったのです。
筆者が通っていたヨガスタジオはYoga To The Peopleという所で、ヴィンヤサパワーヨガをメインに教えているスタジオでした。
最も運動量が多いと言われるアシュタンガヨガから生まれたヨガの種類のひとつ。
アシュタンガヨガを現代のニーズに合うように、アレンジした自由度の高いヨガ。
太陽礼拝をベースにして流れるようなシークエンスを、呼吸と共にダンスのように行うのが特徴的。
Yoga To The Peopleのヴィンヤサパワーヨガは、男性もジムがわりに通う筋トレ要素も強いアクティブなヨガ。
「ダンスをやっているから簡単なはず」と気軽に受けたものの想像以上の運動量であり、軽々と三点倒立をするヨギーニにも圧倒されて通いはじめるキッカケとなったのです。
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ダンスとは違う効果があるヨガの魅力
ダンスで普段からカラダを動かしている筆者は、カラダは柔らかく運動不足でもありません。
運動をしている人がヨガをやっても、実は効果があるんです。
「さまざまなスポーツ選手もトレーニングに取り入れている」というのは一度は耳にしたことがあるでしょう。
そんな、ダンスにないヨガの魅力をご紹介します。
めっちゃいい筋トレになるというヨガの効果
「想像と違って、めっちゃいい筋トレになる!」というのが、ヨガのすごいところなのです。
ヨガは「じっとしている」「ストレッチみたいなもの」というイメージが強いですよね。
筆者もそんな風に思っており、ジッとしているよりカラダを動かすの方が好きなので、特に興味を持っていませんでした。
ですが何気なく受けてみたら、びっくり!
想像以上の筋トレ効果やカラダの深部が鍛えられる感覚に驚きました。
最近ヨガを始めたダンサーの友人なども同じ感想を抱いており、ダンスをするカラダづくりにヨガは最適といえるでしょう。
ダンサーに必要なインナーマッスルが鍛えられるヨガ
ダンスはアウターマッスルもインナーマッスルも大切ですが、ビジュアルを美しく保ったり、足を上げたりする時にパワーを発揮するアウターマッスルがメインに鍛える人が多いでしょう。
インナーマッスルはカラダに軸を作り、ブレたりバランスを崩したりしない芯のあるカラダ作りに必須なものです。
安定したターンや早い動きでも上体がグラグラしないために、インナーマッスルはダンスにとっても大切な役割をする筋肉。
ヨガは、ダンスではあまりしないゆっくりとした動きやポーズのキープなどもあるため、少ない負担をじっと耐えてインナーマッスルを鍛えられます。
ヨガの呼吸法もインナーマッスルを鍛えるのに役立っており、普段はしない深い呼吸で横隔膜やお腹まわりの筋肉を燃焼させ、体幹を鍛えてくれます。
ヨガはダンサーのトレーニングやケアにぴったり
ヨガはダンスのレッスンだけでは鍛えにくいインナーマッスルを育ててくれるだけでなく、カラダの隅々までストレッチできるエクササイズ。
ダンス前のストレッチやクールダウン、筋力アップのトレーニングに適した要素がつまった運動といえます。
ぜひ食わず嫌いをやめて、ヨガの魅力を体感してみて欲しいです。
ダンスとヨガの違い
ダンスとヨガはどちらも全身を使うエクササイズですが、実は違いが大きいです。
具体的な違いについて、ご紹介します。
ダンスは音楽、ヨガは呼吸に合わせる
ダンスは音楽のリズムに合わせて、ステップを踊ります。
ステップだけができても、音楽に合わないと集団で踊るユニゾンを乱してしまいますよね。
一方、ヨガは音楽ではなく自分の呼吸に合わせるのが特徴。
周囲のタイミングは気にせずに、自分の呼吸に集中してシークエンスを行います。
ダンスはパフォーマンス、ヨガは修行
ダンスはパフォーミングアーツであり、人に見せることを目的に練習します。
スタジオも鏡ばりの所がほとんど。
ヨガは元は修行として行っていたものであり、人に見せるものではありません。
むしろ人の目を忘れて、自己と向き合うエクササイズです。
スタジオも鏡がない所も多いです。
ダンスは無酸素運動にも、ヨガは完全有酸素運動
ダンスでは速いステップなどでは、ゆっくりと呼吸する事はできません。
ダンスによっては素早い動きの連続で、無酸素運動になる瞬間も多いものです。
一方、ヨガにはさまざまな呼吸法がある上に、第一に呼吸に焦点を当てて行います。
普段はしない深い呼吸が特徴的で、ゆっくり吸って吐く事で横隔膜を大きく動かし内臓も刺激します。
ダンサーもヨガを始めてみよう!
今回はダンサーの視点からヨガについてご紹介しました。
カラダをテキパキ動かしたいダンサーにとって「ヨガはゆっくりして、しんどそう」と、食わず嫌いの方も多いもの。
でも、やってみるとめっちゃいい筋トレになりますよ。
さまざまなアスリートもトレーニングにヨガを取り入れています。
ぜひヨガの効果を体感してみましょう。
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