VIO脱毛の最前線|VIO脱毛はするべきか?メリット・デメリットを解説

VIO脱毛について、近年は「介護脱毛」なんて言葉も聞かれるようになり、電車の中吊り広告で見る機会もあるので興味を持ちはじめている人が多いようです。

脱毛をしている人が増えているというのは確かかもしれませんが、本当のところはどうなの?VIO脱毛に抵抗感がある…という人も少なくないはずです。

ここではVIO脱毛をする派・しない派、それぞれのメリット・デメリットをご紹介。

VIO脱毛している人はどれくらいいるの?

VIO脱毛している人はどれくらいいるの?

脱毛サロンミュゼプラチナムの独自調査によれば、VIO脱毛をしたことがある人は30%。63%の人はしていないと答えています。

これは他の同様の調査でも、VIO脱毛をしたことがある人の割合は30%程度と出てくるのでリアルな印象があります。

また、VIO脱毛は1回では終了しないため、「したことがある」人の中でもどれくらいの人が「満足のいく毛量」になっているかなど、わからない部分が多くあるのです。

VIO脱毛はする?しない?それぞれのメリット・デメリットを解説

VIO脱毛はする?しない?それぞれのメリット・デメリットを解説

VIO脱毛をする派の意見

まず、VIO脱毛をする派という視点でメリット・デメリットそれぞれを述べたいと思います。

VIO脱毛のメリット

脱毛している人のほとんどからは「メリットしかない!」とポジティブな声が聞こえてきます。

その理由の多くが「むれない」「気持ちがいい」というもの。

シェービングやワックス処理ではまたすぐに生えてしまいますが、機械で毛根から脱毛することで、アンダーヘアの不快感と決別できるのは間違いありません。

アンダーヘアがあるとショーツの中がむれたり、月経血や尿の拭き残しが生じるのは確かですよね。

また、最近推奨されているVIOのマッサージやスキンケアでもアンダーヘアがあると、それが邪魔になってうまくケアができません。

でも、ヘアがない状態ならスキンケアやマッサージはスムーズ。

ケアを積極的にするようになり、自己肯定感が高まり、性のネガティブな印象が取り除けるようになるのは良いことです。

これらの意見から、VIO脱毛をすることのメリットは「清潔を保ちやすい」「お手入れしやすくなる」「性に対しての偏見が解消される」といったものが挙げられます。

VIO脱毛のデメリット

とはいえ、実はVIO脱毛にはデメリットもあります。

まずはそれなりのお金と恥ずかしさが伴うこと。

痛みに耐えられず、脱毛を途中で断念したという話はよく聞きますし、せっかく痛みに耐えたのに、またすぐに生えてきて減っている気がしないという声もよく聞きます。

アンダーヘアーは他の体毛よりも丈夫で濃い部分。

完全に脱毛できるには、それなりに時間も労力もかかるのです。

さらに、完全にツルツルにしてしまったことを後悔する人もいます。

Vの部分は少しだけ残す、という人が多い印象ですが「全てなくす」の「ハイジニーナ」も人気。

しかし、一度ハイジニーナにすると生涯自分の性器は丸見え状態。

「今までヘアで隠されていた肌のくすみや黒ずみがむき出しになる」「性器がたるんでいるのが見える」「せめてVは残しておけばよかった」という人もいるのです。

他にも、「排尿の際に尿が太ももの方にちらばるようになった」とか、「自転車に乗るときに会陰部分が直に当たって不快」とか、やってみると人それぞれの意外なデメリットが聞こえてきます。

VIO脱毛はしない派の意見

続いて、「断じてVIO脱毛はしない」という視点で「脱毛しないことによるメリット・デメリット」を見ていきましょう。

VIO脱毛をしないメリット

では、VIO脱毛しない人のメリットは何なのでしょうか?

大人であれば誰にだってあるアンダーヘア。

アンダーヘアにはそもそも「外部の刺激から性器を守る」「温度や湿度を保つ」「性感染症を予防する」「フェロモンの分泌に関与」といった役割があるとされ、完全に無駄なものとは言えません。

ですので、アンダーヘアを残すことはアンダーヘアの役割を守ることに繋がります。

ヘアがあることでむれる、不潔になりやすいということはあるかもしれませんが、その分通気性の良いショーツを選んだり、生理の時はこまめにナプキンを変えるなど、清潔を心がければ基本的には問題ないのです。

VIO脱毛をしないデメリット

アンダーヘアがあるけれど、そこまでむれや痒みが気にならないという人も多くいます。

そういう人の場合、デメリットはほとんどないと言えるでしょう。

個人的にデメリットがあるとすれば「お手入れがしづらい」の1点だと思います。

アンダーヘアがある状態だと、VIOはヘアで覆われてしまうので、コンディションを確認するのは自分でも大変です。

性器そのものにはヘアは生えないので、その部分を中心にオイルを塗るなどのケアをしないと、アンダーヘアに化粧品成分が残ってしまうことで肌トラブルになったりもします。

つまり、アンダーヘアがある人はVIOのお手入れがちょっと難しいというのが唯一のデメリット。

また、そのせいで「お手入れしない」「意識が向かない」、それに伴い「VIOの老化がお手入れしている人より早く進む」といったこともあるでしょう。

VIO脱毛の最前線!結論:無理にする必要なし

VIO脱毛の最前線!結論:無理にする必要なし

筆者は10年以上前にVIO脱毛が完了していて、長く「VIO脱毛推奨派」の立場でした。

しかし、10年以上VIO脱毛のことを調べてみて、今は「どちらでも良い」という意見に変更しています。

なぜならアンダーヘアは「年齢とともに薄くなる」のが一般的だからです。

今、毛量が多いことを悩んだり、そのために脱毛がなかなか終了せずうんざりしている人に特に知ってほしいのですが、遅くとも60代くらいになると誰でも毛量がかなり減ってきます。

アンダーヘアがあると介護される側になったとき大変だからと「介護脱毛」が議論されますが、実際の老化で介護される年齢になると、かなり毛量は減っているはずです。

むしろ、完全に脱毛していることで性器が丸見えになっている分、スキンケアはもちろん、トレーニングなどもしっかり継続しなければ、VIOラインはあまりに無防備でどんどんたるみ、下がり、ショーツに当たっただけで痛い、自転車に乗れない、などのトラブルが起こりやすくなります。

  • 完全に脱毛している人でケアを続けている人
  • 脱毛をしていないけれどケアをしてこなかった人
  • 脱毛をしているけどケアをした人
  • 脱毛しなかったけれどケアをしていた人

それぞれで30年、40年、50年後を比較したデータは存在しませんが、おそらくアンダーヘアの有無に関わらず必要なケア「清潔・運動・スキンケア」をしっかり継続していた人の健康状態がもっとも良いことは想像できます。

つまり、脱毛したからといって問題が全て解決することはなく、脱毛した人こそむしろ意識を高く保ち、ケアも念入りに行わなければならないのです。

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まとめ

VIO脱毛の最前線|VIO脱毛はするべきか?メリット・デメリットを解説

いかがでしたか?

VIO脱毛をしてしまった人には特にケアとその継続の重要性を知ってほしいと思います。

せっかく脱毛したのに放置していたら、ヘアがあった時よりも早いスピードでVIOの老化が進んでしまうかもしれません。

脱毛しない人もそれそれで問題はないですが、その分自分の数十年後を見据えて自分にできるケアをしてほしいと思います。

大切なことはアンダーヘアの有無より、自分のVIOにどう向き合い、どうケアするか、ということなのです。

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