在宅でもお腹は空くので、いつもどおり食べてしまいますよね。
でも、せっかくならこの期間に「プチ断食」をして、今よりキレイを目指してみませんか?
この記事では2日でできるオススメのプチ断食法についてご紹介。
本格的な断食は素人判断では危険も!あくまでプチ断食がオススメ
ヨガをしている人に定期的に断食を行ったり、断食を経験している人が多くいますが、ヨガでは必ず断食をしなければならないということではありません。
プチ断食の効果
- メンタルがスッキリする
- 体重が減少し体が軽くなる
- 肌がキレイになる
- 味覚がシャープになる
- 便秘が解消される」
しかし、断食をすることで意識がクリアになり体内が浄化され、味覚などの神経系が整うといった効果があるので、特に瞑想などヨガの精神的な世界を探求しているヨギー(ヨガの実践者)に断食の実践者が多いのです。
もちろん、ヨガのポーズも空腹であった方がやりやすいものが多く、ヨガの練習のために断食を取り入れている人も少なくありません。
断食まで行かなくても、ヨガをしている人にベジタリアンが多いのも同様の理由です。
断食という健康法を取り入れているヨギーに「スタイルがいい」「美肌」という人が多いことから、ヨガをしていない人も「断食」に興味を持つ人が多いですよね。
断食中は好転反応で具合が悪くなることも
断食には様々なうれしい効果がある一方で、特に断食中は「好転反応」といってさまざまな不調が起こるのが一般的です。
具体的には次のような不調です。
断食の好転反応の症状
- 空腹が辛くてイライラする。
- 運動がほとんどできない。
- 軽い入浴ででも目眩や立ちくらみが起こる。
- ぼーっとする。
- 頭痛や吐き気が起こる。
- 一時的に吹き出物ができたりする。
これらの不調を乗り越えるのは仕事をしながらでは厳しいので、やはり断食するのであれば今のように在宅勤務できるときや週末などのお休みの時に行うべきです。
また、3日を超える断食を素人が行うのは危険です。
専門家の指導が受けられない断食を行う場合は、やはり「半日」「1日」最長で「3日」までとしましょう。
また、「回復食」といって、断食の後の食事も重要です。
この「回復食」を侮ると、断食の効果が台無しになるだけでなく、逆に体重が増加したり胃や腸に痛みが生じたりすることもありますので、断食のスタート前に回復食の準備をしておきましょう。
オススメのプチ断食のやり方〜レベル1:半日〜
それでは具体的な断食方法をご紹介。
まず、ほとんど断食の経験がなく、日頃から好きなものを食べている方にオススメのプチ断食が「半日コース」です。
この半日断食であれば、回復食にもそこまで真剣になる必要はありません。
やり方は簡単で基本的には朝食を抜き、1日24時間の中で「16時間程度空腹の時間を作る」という方法です。
例えば、夜ご飯を20時に終了したとすると、翌日の12時以降まで原則として水分(お水)以外何も食べない、という方法です。
ライススタイルに応じて、例えば、日中の15時にその日の終了して、翌朝の7時にはしっかり朝食を摂る、でもOK。
とにかく空腹の時間を16時間作ることがポイントです。
この方法は「1日だけ」でなく、毎日続けることができる人も多いくらい苦痛が少なく、また2ヶ月の継続で5kg程度の体重減や血糖値の安定などさまざまな健康効果があることも報告されています。
はじめて断食にトライする方や、健康的な食習慣を手に入れたい方にオススメの方法です。
→半日断食は8時間ダイエット法と呼ばれることも!詳しくはコチラ
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オススメのプチ断食のやり方〜レベル2:2日間〜
2日間、野菜スープやおかゆなどの流動食のみとし、固形物を一切取らないというプチ断食です。
何も食べないというのはかなりハードですが、スープを飲めるだけでも断食の苦痛や伴う不調を軽減することができます。
野菜スープについてはさまざまなレシピがネット上にあふれていますが、ジャガイモやカボチャなどの糖質が多い野菜ではなく、キャベツやセロリ、玉ねぎ、にんじんなどの食物繊維が豊富なスープを作り置きして飲むようにしましょう。
また、市販の酵素ドリンクなどを使った断食もこれに含まれます。
この断食は月経中に行うと、月経痛が軽くなる、月経期間が短くなるといった効果があることも報告されています。
個人的には、この断食が一番オススメです。
そこまでツラい思いをせずに断食をした達成感も得られますし、普段なかなか摂ることのできない野菜の栄養素をたっぷり摂ることができて、体がとてもヘルシーに生まれ変わったような気分になれるからです。
回復食は、おかゆや雑炊などで最適でも1日過ごし、翌々日の午後あたりからゆっくり普通食に戻していきましょう。
月に1回でもこの断食をすると胃腸がスッキリします。
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オススメのプチ断食〜レベル3:3日間〜
2日間、「白湯」と「天然塩のみ」で過ごすというより本格的なものもあります。
こちらはレベル1やレベル2である程度食事のコントロールができている方にオススメのプチ断食です。
できれば断食に入る数日前からレベル1やレベル2の食事調整を行い、レベル3の断食を行います。
本格的な断食には回復食が必須
また回復食は当然必要で、なるべく胃腸に負担をかけないおかゆなどから戻していきます。
レベル3のように、より本格的な断食の後に推奨される回復食が「梅湯流し」です。
飲んだ後1時間程度で強烈な便意が起こるのでトイレで排泄し、そのあとの食事は生野菜を味噌につけて食べ、さらにそのあとの二食もできるだけ胃腸に優しいおかゆなどを摂取するようにします。
梅湯流しまで含めると3日断食しているようなものですが、爽快感が高く、定期的にこの断食をしている人も少なくないようです。
在宅期間中にプチ断食を取り入れよう
まずはレベル1やレベル2のプチ断食からスタートし、慣れてきたらレベル3の断食にもトライすると良いでしょう。
なお、断食は中学生以下の子供、医療機関に通っている人や薬を常用している人、喫煙者、アルコール中毒の傾向がある人、妊娠の可能性がある人などはすべきではないとされています。
また、さまざまな好転反応が起こることが推測されるため激しい運動や長い入浴も禁止です。
ドイツには「断食で治らない病気は医師でも治せない」という言葉もあるほど、断食を推奨していますので、ぜひこの在宅期間中に取り入れてみてください。