- 食事はどうすればいいの?
- 睡眠への影響は?
- 入浴との相乗効果は?
こういった疑問を解決するべく、この記事では夜ヨガの効果を高める方法やおすすめのポーズなどを詳しくご紹介します。
夜ヨガのメリット・デメリット
夜ヨガをしている人の中には、効果を感じている人が多くいる一方で、あまり効果を感じていない人も。
リラクゼーション、安眠、疲労解消といった効果を得たいのであれば、朝ヨガより夜ヨガの方が断然おすすめなのは事実です。
朝ヨガの習慣がある人でも、これらの効果を得たいならぜひ夜ヨガも取り入れてほしいくらい。
では、夜ヨガで効果が感じられない人がいるのは一体なぜでしょうか。
夜ヨガで効果が得られない唯一の理由
夜ヨガで効果が得られなかった、自分にはヨガが合っていない、と感じた人にその理由を聞いてみると「ヨガをした後は熟睡できない」「ヨガをしているのに痩せない。むしろ太った」「ヨガをした翌朝は起きるのが大変」といった意見が多く聞こえます。
いずれの理由も夜ヨガで効果が得られない理由は同じで「ヨガをやり過ぎている」というのが理由です。
夜ヨガのやりすぎは熟睡ができない
夜、特に就寝に近い時間に汗が滴るようなハードなヨガをすると、自律神経系の交感神経のスイッチがオンになり、眠気が飛びやすくなります。
- 練習中に冷たい水を飲みすぎる
- 練習中の照明が明るすぎる
- 汗をかいた後に熱いシャワーを浴びる
といったことでも交感神経を優位にさせてしまいます。
熟睡のためにヨガをするのであれば、手足の冷えを取る程度の10〜30分程度の軽いヨガや呼吸法に留める、照明も間接照明やキャンドルなどに配慮する、そして体温が下がってきたタイミングですかさずベッドに入って眠りにつくようにすると良いでしょう。
夜ヨガのやり過ぎは翌朝起きれなくなる
夜にヨガを行っている人は、日中は忙しく仕事や家事をされている方がほとんどだと思います。
運動することで、日中の心のストレスや体の疲れは確かに取れますが、それがオーバーエクササイズになると、やはり疲労や筋肉痛となって翌朝以降も引きずってしまうことになりかねません。
どんなにストレス発散や運動効果を得たくても、夜のヨガは呼吸や心拍が乱れない範囲で行うことを一つの目安とし、さらに夜ヨガの際には必ず15分程度のシャバアーサナを行い、ヨガによる疲れをしっかり取り除くようにしてください。
理想の夜ヨガはこれ!タイムスケジュールとおすすめポーズ
夜ヨガはストレス解消とリラクゼーション目的で行い、ヨガのポーズでダイエット効果を得ようとせず、理想的な生活習慣を継続することでダイエット効果が得られるように夜ヨガを設計してみましょう。
まずは仕事が終わるのが18時としたら、19時半までに軽めの食事を済ませましょう。
この食事が一日の最後の食事になるので、しっかり咀嚼すればある程度好きなものを食べてもOKです。
そして、21時〜22時ごろまでには入浴。湯船に浸かってしっかり体を温めるようにしましょう。
入浴で体を温めておくことで、ヨガの効果が高まります。
さらに入浴後、スキンケアやドライヤーなどを終えたら、パジャマで夜ヨガタイムです。
おすすめのポーズは仰向けで行うポーズです。
などが特に効果的です。
夜ヨガで太る?食事はいつ取ればいいの?
オーバーエクササイズ傾向の夜ヨガを行うと、当然お腹が空いてしまいます。
そもそもヨガの練習の前に食事を控え空腹で行っている人も多いはずです。
そうなると、練習後にどうしても食べてしまったり、食事は少なめにできてもアルコールが進んでしまったりする人は少なくないでしょう。
では一体どうしたらいいのか?
ヨガの練習の前に食事をすべきではありませんが、激しくねじったり逆さになったりしないゆるめの夜ヨガであれば食事の後にヨガをしてもOKですし、厳密に2時間空ける必要もありません。
むしろ空腹時間が長い後の食事は血糖値を上昇させ、また睡眠までの時間も短くなるほど、摂取したものは脂肪に変わりやすくなってしまいます。
夜ヨガをするのであれば、軽く食事をして、何か違うアクション(家事やテレビ、入浴など)を挟み、その後にヨガをして、食事をせずに睡眠に向かう、というのがおすすめです。
どうしてもお腹が空いて眠れないというのであれば、ホットヨーグルトやホットミルク、お味噌汁などで体の内側を温め、空腹を解消して寝るようにしてください。
効果を上げるための夜ヨガまとめ
いかがでしたか。
上記のように工夫すれば夕食を取った後にゆっくりお風呂に入り、30分程度のヨガをして、23時までに就寝することも可能です。
美肌もダイエットも安眠もヨガだけで叶えようとするとオーバーエクササイズになりがちなので、ヨガを取りれることで夜時間全体の使い方が変わるように設計してみてください。