そこでオススメしたいのがホットヨガ。
夏の暑いときにホットヨガ?と思われるかもしれませんが、夏だからこそ得られるメリットは多数あります。
夏だからこそ得られるホットヨガの効果や注意点などについてもご紹介します。
夏の方が太りやすい、夏の方が運動不足になりやすい
人間の体は、夏より冬の方が痩せやすいようにできている、ということをご存知でしょうか?
気温が上がるとそれだけでも私たちの体は省エネモードに入るので、夏は代謝が低下しがち。
暑いというだけで、たいした運動をしなくても疲労を感じやすくなっているので、誰もが知らない間に運動不足になりがちなのです。
通勤で駅まで歩いただけで汗だくだから、もう今日は運動しなくていいや〜なんていう勘違いも運動不足を招きます。
あるいは、炎天下で運動したら熱中症になりそうといった不安から、これまでウォーキングやジョギングの運動習慣があった人でも運動をやめてしまう人が少なくないのです。
おまけに、2020年はまだまだコロナの影響で外で運動することが難しくなっています。
さらに最近は熱中症対策でエアコンがバッチリ効いた部屋で過ごすことも多いはず。
女性の多くは、真夏でも電車やカフェではカーディガンが手放せないほど室内は冷え冷えです。
運動不足は冷えを加速させますし、冷えは万病の元。
つまり「夏は運動不足になりやすい、冷えやすい、体調不良のスパイラルに陥りやすい!」という盲点を私たちはもっと自覚すべきなのです。
夏だからこそオススメしたいホットヨガ
夏の運動不足と冷え性を一気に解消してくれる方法のひとつが「ホットヨガ」。
通常の「ヨガ」よりも発汗を促すので、冷えの解消やむくみの解消に効果が高いヨガとされています。
ホットヨガのスタジオでは、ほぼ水着のようなウェアでヨガを練習しますので、むしろ汗を大量にかきたくなりますし、ホットヨガスタジオであればシャワーなどの施設もあるので、汗をかいた後の処理もスムーズで気になりません。
夏になると、湯船に浸かるのも嫌だ〜という人も多いですが、ホットヨガでしっかり汗をかくことができれば、湯船に浸かる以上の汗をかくこともできます。
つまり運動不足解消、冷え解消の両方をホットヨガは効率的に解消してくれるのです。
ここからは、夏にやる「ホットヨガ」の大きなメリットを3つご紹介します。
ホットヨガで、「暑さ」や「冷え」に強い自分になれる
私自身、ホットヨガをしたことで「暑さに強くなったな〜」という体感があります。
これは夏だけでなく、ある程度の期間「通年通して」ホットヨガを継続したからだと思いますが、年々厳しくなる暑さに対してそこまで苦しくなったりはしていません。
これは日頃からホットヨガのような場所で、暑さに慣れていることが大きいのではないかと分析しています。
むしろ冷えることの方が気持ちが良くないのです。
また、ホットヨガをした日は1日中ずっと体のぽかぽか感が持続するので、カフェや電車で「寒い寒い」と凍えることも少なくなりました。
1回だけホットヨガをしたくらいでは私のような体質改善効果は期待できないかもしれませんが、続けるうちに確実に体は暑さや冷えに強くなっていくと思います。
ホットヨガは熱中症対策にも効果的
近年は、熱中症で死者も出ているほどですが、熱中症の原因の一つに「汗をかかない」ことがあるとされます。
汗をかかないと熱が体内にこもってしまうので、体温調整がうまくいかなくなり、熱中症のリスクが大幅に上がってしまうのです。
実は、冷えがある女性の多くが汗をかきにくいと感じています。
中には「サウナやホットヨガに行っても思ったほど汗をかけなかった」という方も多くいるのです。
普段から汗をかいていない人は「汗腺の萎縮」が起こっている可能性が高く、そのため汗をかきにくくなってしまっているのです。
日頃から汗をかかない、かきにくい、あるいはベタベタした匂いの強い汗をかく人は、汗腺が萎縮・老化している可能性が高いと言えるでしょう。
こういった人は熱中症になりやすい、疲れやすい、乾燥肌になりやすい、といったさまざまな問題が生じやすくなります。
しかし、ホットヨガなどで日頃から「汗トレ」をしておくと、汗腺が活性し、体温調整がスムーズにできる体、潤いのある肌などをキープすることができるのです。
もちろん熱中症になりにくい体づくりにも効果的です。
ホットヨガで、ぐっすり眠れるから寝不足も解消
また、いい汗をかいてしっかり運動した日は、とにかくぐっすり眠れます。
暑くて寝苦しい、エアコンで逆に体が冷えた、なんてこととも無縁でいられます。
これは1回ホットヨガをするだけでも、その日のうちに体感できるはずです。
夏の寝不足も熱中症の原因になりますし、熱中症までいかなくても夏バテの一番の原因になるのが寝不足です。
寝不足でお悩みの方にもぜひ一度ホットヨガを試してみてもらいたいです。
夏のホットヨガで体感できる3つのメリットまとめ
夏にホットヨガを行う場合の注意点は、やはりレッスン中とレッスン前後に十分な水分補給を行うことです。
また運動不足の方や、サウナが苦手といった方は、短いクラス、入門クラスからスタートし、徐々に環境に慣れてからポーズの強度を高めていくようにしましょう。
ホットヨガを活用して、夏の暑さを乗り切りましょう!