夜更かしをして、翌日は昼近くまで寝て…を繰り返す方は多いでしょう。
逆に「朝から暑い…」と、早い時間から起きているものの何をするでもなくボーッと過ごしてしまう方もいますよね。
両者とも、「もっと一日を充実させたかった」と、その日の終わりに後悔に襲われているのではないでしょうか。
そこで役に立ってくれるのが、朝ヨガ。
生産性の高い一日を送るためには、起床後に朝ヨガを取り入れてあげることをオススメします。
夏休みこそ朝ヨガがオススメ!
起床後の朝ヨガ。
なんとも健康的なイメージですよね、その通りです。
朝ヨガはどうして必要?
というのも、まずは就寝中のカラダについて考えてみましょう。
就寝中のカラダは力が抜けてリラックスした状態が望ましいのですが、何かと忙しくストレスを抱えて過ごす現代人はその反対。
カラダは緊張状態、筋肉がこわばってしまっている方が多いのです。
寝返りの頻度や寝相、使用している寝具なども関係しますが、大体の方はカラダがガチガチにこり固まった状態で朝を迎えます。
「朝からダルい」「疲れが抜けていない」と感じる方は、就寝中のカラダの状態が影響しているでしょう。
そんな朝です。
心身ともにアクティブに活動を始める気分になんてなれず、ついベッドでゴロゴロ。
スマートフォンやテレビを見て過ごしてしまい、その延長で一日にメリハリがなくなってしまうのも珍しいことではありません。
朝ヨガの効果は?
では、起床後に朝ヨガをおこなうとどう変わるのか。
朝ヨガのうれしい効果
- ゆったりとした呼吸により血中の酸素濃度が増えて意識がクリアになる。
- 心地よいカラダへの刺激がこりを和らげる。
- 活動を始めるためのスイッチをオンにしてくれる。
つまり、起床後の朝ヨガは一日の生産性を高めるのに一役買ってくれるため、オススメなのです。
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効果をスグに実感できる朝ヨガにオススメなポーズ5選
ここからは、起床後にオススメな朝ヨガのポーズを紹介していきます。
フロー1~5までを連続しておこないましょう。
お家でできる朝ヨガフロー1:腕を上に伸ばしたポーズ
腕を上に伸ばしたポーズのやり方
- 背筋を伸ばしてまっすぐに立位の姿勢をとったら、胸の前で合掌する。
- 息を吸いながら腕を上に伸ばし、目線を斜め上に向けて、鼻呼吸を5回。
ポイント
腰は自然なカーブを意識し、胸を開いて呼吸しやすいところでキープ。
グーンと天井に向かって伸びるようなイメージでポーズをとりましょう。
- 合掌した手を胸の前に下ろしてくる。
お家でできる朝ヨガフロー2:英雄のポーズⅠ
続いてふたつめのポーズ。
ここからは徐々に力強さを感じさせるポーズへと移行していきます。
英雄のポーズⅠのやり方
- 立位の姿勢から右足を大きくうしろに引きつま先はななめ45度、左ヒザを90度に曲げる。
- 両腕を頭上に伸ばす。
- 鼻呼吸を5回。
ポイント
肩の力を抜いて楽にしてください。
両足の裏はしっかりと床を踏みしめることを意識しましょう。
お家でできる朝ヨガ3:英雄のポーズⅡ
「英雄のポーズⅠ」から連続して、「英雄のポーズⅡ」へ。
英雄のポーズⅡのやり方
- 左手が前、右手がうしろになるように両腕を肩の高さに下ろしながらカラダを右側に開く。
- 鼻呼吸を5回。
ポイント
目線は左手の指先をみましょう。
右つま先は横向きにします。
下半身を安定させて、ゆったりとした呼吸を繰り返しましょう。
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お家でできる朝ヨガフロー4:三角のポーズ
カラダ側のストレッチもプラスします。英雄のポーズⅡから続けておこないましょう。
三角のポーズのやり方
- 左ひざを伸ばし、上体を左足方向へ水平にスライドさせる。
- 左手は足首(もしくは床)、右手は天井に向けて上に伸ばす。
ポイント
胸をしっかりと開きましょう。
目線は右手の指先です。
- 鼻呼吸を5回行う。
お家でできる朝ヨガフロー5:ねじった三角のポーズ
最後はねじりを加えて腹部を刺激し、内臓機能を活性化させるポーズです。
朝のうちに排便を済ませてスッキリとさせたい方にオススメ。
ねじった三角のポーズのやり方
- 右手を床につき右つま先を正面に向ける。
- 左手を天井に向けて伸ばす。
ポイント
背中が丸まらないように背筋を伸ばし、その延長線上に首を伸ばしましょう
目線は左手の指先をみます。
ここまでは右足をうしろに引いた状態でおこないましたので、最初の腕を上に伸ばしたポーズに戻って左足をうしろに引いて反対側も同様におこないましょう。
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生産性の高い1日を過ごすためには朝ヨガがオススメ
朝ヨガのポーズをとり終える頃には、カラダはポカポカと温まり思考がクリアになってきて、活動スイッチがONの状態へと切り替わっていることでしょう。
休みの日だからこそ「何かしたい」と思っている・思ったことがあるみなさん、ぜひ参考にしてみてくださいね。
なお、カラダに痛みや違和感がある場合はムリのない範囲で。
朝ヨガはカラダの状態に合わせておこなってください。
なお、ヨガには他にも信じられないような効果が山ほどあります。
次の記事で具体的な体験談を紹介していますので、気になる人はご参考ください。
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