非常に大変な大掃除ですが、実は断捨離を行うこと楽になるのです。
2009年に本が発行されてから、世界的に広がった断捨離ですが、実はヨガ哲学がベースとなっていることをご存知でしたでしょうか?
この記事では、読むことで片付けがしやすくなる、断捨離の本当の意味ややり方について解説していきます。
断捨離とは?
断捨離を一言でいうと、「生活の新陳代謝」。
片付けが苦手で大掃除が毎年大変になるというかたでも、断捨離を繰り返しすことで整理も掃除も簡単にできるようになります。
断捨離は、単純にモノを捨てるということではありません。
ムダなものを買うことを断ち、必要の無いものを捨てるという行動を繰り返すことで、物欲や人間関係のしがらみから離れることを一連の循環を指すのです。
断捨離を行うことで、自分との関わりが深いものだけが残されることからヒト・モノ・コトがうまく循環することになり、物が減ったにも関わらず心と暮らしが豊かになります。
30代・女性
断捨離を行ったことで、必要なモノだけがのこって、化粧から掃除までも簡単になりました。
そのおかげで時間や心に余裕ができ、子供と一緒に過ごす時間も増えました。
20歳・女性
断捨離を行う前は、お店に行くと店員に勧められるがままに服を買ってしまい、クローゼットがいっぱいになっていました。
でも、今では自分が本当にほしいと思わなければ断るようになり、クローゼットの中はスッキリとしたうえに、お金がたまるようになりました。
断捨離のやり方を4つのステップで紹介
①認識
断捨離は単純にものを捨てることではありません。
最初のステップは、現状についてしっかりと向き合うこと。
まずは自分が持っているモノが散らかっているだけなのか、それとも溢れている状態なのか、しっかりと向き合いましょう。
片付けが苦手と思う人もいますが、本当はできないのではなくモノが多すぎるから仕方がない人が多いです。
実際に持っているモノのうち普段から使っているものは2割ぐらいで、8割は忘れているだけにすぎない場合がほとんど。
なので、家がモノにあふれているからといって、自分自身を責める必要は全くありません。
そんな人は、断捨離を行うことで自然と片付け上手になるのです。
②計画
さて断捨離の次のステップですが、まだまだ捨てません。
次は、どうやって断捨離を行っていくのか、ざっくりと計画を立てていきます。
計画を立てるにあたって、まずは自分はどんな暮らしがしたいのかについて今一度考えてみてください。
意外と難しいかもしれませんが、ここをおろそかにすると上手くいきません。
そもそも片付けることは手段でしかないので、絶対にしなければいけないということではないのです。
片付いた後の空間で何がしたいのをしっかりと考えることでモチベーションをアップさせましょう。
③断捨離
ここから断捨離の捨になります。
ただ、気をつけてほしいのは捨てていいのは自分のモノだけ。
家族のモノを勝手に捨てると、トラブルになりかねませんので注意しましょう。
さて断捨離で捨てるにあたって、収納している状態だと全て把握することができないので、まずは片付ける場所のもの全てとりだします。
とりだした後は、次のステップでモノを分類して捨てるべきかどうかを判断してください
捨てるべきかの分類の5ステップ
- ゴミ~使えないモノ~
- 壊れているモノ、使えないモノ、使い切れないモノ。
意外に思うかもしれませんがゴミのようなものを放っておいてたら、ストレスになります。
空間はモノのためにあるのではなく、本来はアナタのためにあるもの。
使えないモノは捨てましょう。
- ガラクタ~忘れていたモノ~
- あることを忘れていたり、いつか使うかもしれないと思って残していたりしたモノはありませんか?
忘れているということは、基本的に使う必要がないということ。
残してスペースを取るよりも捨ててしまいましょう。
- 不要なもの~なくても困らないモノ~
- 昔使っていたけど今は使っていないなど1年以上使っていないモノは、今の生活になくても問題ないモノがほとんど。
基本にその都度に必要になったタイミングで、また用意すればいいのです。
- 不適切なもの~自分にふさわしくないモノ~
- 必要性ではなく、自分にとって「ふさわしいかどうか」、「今の自分にあっているかどうか」でモノを分類していきましょう。
また、もったいなくて使わずにキープしておいたモノがあれば、使ってしまいましょう。
いいモノのを普段使いすることで、自己肯定感がアップしますよ。
- 不快なもの~心地よくないモノ~
- 最後の判断軸は使いたいか、使いたくないか。元気が出るか、出てこないかといった直感だけで判断しましょう。
判断するときは他人や世間の考え方に基づく必要はありません。
自分のモノサシに基づいて決めていくことで、思考の主導権が自分に戻ってきますよ。
捨てるのがどうしてももったいないという人は、フリーマーケットに出したり他の人に上げたりすることがオススメ。
そうすることによって自分では使わなくても、他の人が使えるようになりますし、更にはモノも使われるようになって本来の役割を果たすことができます。
なお、思い出の品や思い入れのあるものは、しっかりと選ぶことが大切。
むやみに捨てるのではなく、②の計画の際に自分が理想として想像とした暮らしに必要なものであるのかどうかを基準に判断しましょう。
④整頓
断捨離を終えてようやく、整理や収納を行います。
この時のコツは3つ以内に分類してから収納をすること。
信号には3つの色しかないように、人間が一度に把握できるのは平均して3つのことまでと言われています。
分類の仕方はジャンルごとでも使う頻度ごとでもどのような形でも大丈夫なので、3つ以内におさまるようにシンプルに分けて整理していきましょう。
断捨離を行うと、片付けが苦手という人でも意外と簡単に整理できることが実感できると思います。
年内に断捨離をはじめてみよう
今回のやり方では断捨離の捨の部分のみに具体的な方法を説明しましたが、それだけでも自然と自分にとって必要なものの基準ができあがり、断捨離の断の部分も自然と身につくようになります。
また、最初のうちはなかなか捨てられないという人も少なくありません。
断捨離を繰り返し行くうちに捨てられるようにレベルアップしていくので大丈夫です。
断捨離ははじまる前はなかなか手がつけれないものですが、一度やってみると効果を実感でき自然とキレイな空間になっていきます。
ぜひとも、断捨離をご紹介した方法を取り組んで、心地よい空間を手にいれてくださいね。
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